4月末から5月にかけて、政府・日銀が為替介入した可能性が指摘されていることについて、日商の会頭は「堂々と通貨操作すればよい」との持論を述べました。
【映像】小林会頭のコメント
「あらゆる手を使って協調、覆面(介入)でも結構なんだけど、結果として産業が見通ししやすい経済環境をつくってもらう。それが国の役割だと思います」(日本商工会議所・小林健会頭)
日本商工会議所の小林会頭は、約34年ぶりの円安水準が続いていることについて、輸入原料や電気・ガス価格の押し上げなど幅広い影響があり、中小企業から「何とかならないか」と悲鳴があがっていると懸念を示しました。
為替介入に関しては政府などに対し、「堂々とやればよい」とした上で、日本経済の実力が適切に反映されるような通貨政策の舵取りを求めました。(ANNニュース)