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「美しく素敵な存在を大人にも信じてほしい」『ブルー きみは大丈夫』監督&キャストらが熱い想いを語る

MOVIE WALKER PRESS

「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズと、「クワイエット・プレイス」シリーズのジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)。このたび本作の脚本と監督を務めたクラシンスキー監督とレイノルズらが、もふもふブルーの誕生までの道のりを語るインタビューやメイキングが収められた特別映像が解禁された。

シチュエーションスリラーの傑作「クワイエット・プレイス」シリーズでの大ヒットの記憶が新しいクラシンスキー監督。実生活ではハリウッド女優で妻のエミリー・ブラントとの間に2人の幼い娘を持つ父親で、子どもたちが幼いころに想像したすばらしい世界を自分が観客として観ていたことから着想を得たそう。クラシンスキー監督は映像内で「約7年前から“空想の友だち”の映画を作りたかった」と、前作とはまったく違ったジャンルの映画作りへの想いを抱いていたことで、本作の物語が誕生したことを明かしている。

クラシンスキー監督が描く空想の友だちは、自身を生みだした子どもが大人になり、彼らを忘れてしまうことでその存在が消えてしまう運命にあるが、そんななかでブルーが出会ったのは、彼のような不思議な存在が見える少女ビー(ケイリー・フレミング)。レイノルズ演じる、大人だけどブルーが見える、ビーの隣人カルの助けも借り、消えゆく空想の友だちを助けようとするが…。


本映像ではカラフルで個性豊かな空想の友だちたち(中には透明な友だちも!?)がのびのびと楽しそうに動き回る姿が収められている。そんなイマジネーションにあふれた本作についてレイノルズは「ピクサー映画の実写版を作るイメージでこの映画を制作した」と、その制作の過程を語る。クラシンスキー監督はこの物語について「心に傷を抱えた少女ビーが困難に立ち向かうなかで不思議な存在たちが見えるようになる物語だ」と説明し、ビーとブルーが出会うことで起こる奇跡を予感させるとともに「空想の友だちは子ども時代の夢や希望が詰まったタイムカプセルです」と子ども時代からそばに寄り添ってくれる不思議な存在の魅力を伝える。

本作の魅力はそれだけに留まらず、フレミングは「楽しくて、心が温かくなる」と、レイノルズは「(空想の友だちは)無条件にずっとそばにいてくれる友だちだ」と、そしてクラシンスキー監督は「美しくすてきな存在を大人にも信じてほしい」とそれぞれに語る。

また、レイノルズはプライベートでクラシンスキー監督同様に4児の子を持つ父親だが、映像内ではクラシンスキー監督が空想の友だちになってレイノルズを驚かしたり、和気あいあいと映画について話し合ったりする姿が収められており、ハリウッドを牽引するパパコンビが繰り広げる夢と感動が詰まった世界にワクワクが止まらない。さらにメイキング映像には「怪盗グルー」シリーズのグルー役でおなじみのスティーヴ・カレルがブルーに声を吹き込む貴重なアフレコの様子も。マット・デイモン、ブラント、サム・ロックウェルをはじめとする豪華声優キャストが息を吹き込む空想の友だちの活躍にも目が離せない。

日本語吹替版での空想の友だち役の声優キャストは近日中にパラマウント・ピクチャーズ公式Xアカウントにて順次発表予定。かつて子どもだったすべての人に贈る夢と感動の物語『ブルー きみは大丈夫』に乞うご期待。

文/山崎伸子
 
   

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