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ルピタ・ニョンゴが“何か”から逃げ続ける姿が 『クワイエット・プレイス:DAY 1』本予告

Real Sound

『クワイエット・プレイス:DAY 1』©2024 PARAMOUNT PICTURES

 6月28日に日米同時公開される『クワイエット・プレイス』シリーズ最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』の本予告が公開された。

参考:『クワイエット・プレイス:DAY 1』日本オリジナル特報映像公開 河西健吾がナレーション

 突如出現した、“音”に反応しその全てに襲い掛かる“何か”。そんな謎の生命体に支配され崩壊した世界を舞台に、“沈黙”を守り生存を試みる一つの家族の姿を描いたサバイバルホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』。

 世界が沈黙した日「DAY 1」を描く本作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を出さないことが不可能」な大都市・ニューヨークへと移り変わり、阿鼻叫喚の群衆、そして彼らの日常が破壊されていく様子が描かれる。これまで語られてこなかった“何か”の襲来を映し出すことで、作品はディザスター映画の要素を帯び、圧倒的なスケールアップを果たす。

 主人公のサミラを演じるのは、『それでも夜は明ける』で第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタ・ニョンゴ。彼女と共に“何か”の脅威から逃れることとなるキャラクターには、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のジョセフ・クインが扮する。そのほか、シリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』にも登場した本シリーズのキーマン、ジャイモン・フンスーらが脇を固める。

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 監督を務めるのは、ニコラス・ケイジ主演のスリラー映画『PIG/ピッグ』で注目を浴びたマイケル・サルノスキ。前2作の監督を務め、1作目では実生活でもパートナーであるエミリー・ブラント演じる主人公の夫役として出演したジョン・クラシンスキーは、プロデューサーとして製作陣に名を連ねている。

 公開された本予告は、主人公サミラ(ルピタ・ニョンゴ)が穏やかなニューヨークの街を愛猫のフロドを抱えて歩く姿から始まる。すると突如として空から隕石が降り注ぎ、辺りは一瞬にして阿鼻叫喚に。そして、隕石と共に空から襲来した凶暴な“何か”は人々を無作為に蹂躙し始める。何の前触れもなく日常は破壊され、がれきの山となる街並み。逃げ惑う人々。映像では、軍用ヘリの目線からは無数の“何か”がビルを駆け上る姿も確認できる。

 サミラと猫は路地裏に身を隠し、同じく逃げ込んだエリック(ジョセフ・クイン)と共に荒廃したニューヨーク脱出を計画する。しかし、危機から逃げようとした矢先、無慈悲に爆破されてしまう橋。逃げ道を失くしたサミラたち。橋の破壊を目の当たりにした男(アレックス・ウルフ)のあっけに取られた表情も。

 身を隠していたサミラは、シリーズ2作目『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』にも登場した男性(ジャイモン・フンスー)に声を出さないよう口を覆われる。“何か”から逃がれて身を潜めていた場所で、突然作動してしまった機械を慌てて止めた老人は「ああ……」と諦めの嘆息を漏らし、サミラの目の前で“即”即死。「ここにいたら死ぬ」と言うエリックに「考えがある」と告げるサミラ。続く映像では水路を流される。

 ニューヨークの、そして世界の終焉を予期して絶望し、声も出せない状況に自暴自棄寸前の人々。そんな中でも冷静に人差し指を口に当て「しーっ!」のポーズをするサミラ。サミラは音を立てないよう静かに避難する群衆の中、「逃げて!」と力強く囁く。そこへ、無慈悲にも大量の“何か”が波のように押し寄せる。逃げ込んだビルのガラス扉を開けようとするエリック。しかし、打ち捨てられたアタッシュケースが引っかかって、なかなか開かない。ここで映像の音が消える。音を立てないよう慎重に扉を押すエリック。やっと扉が開いたかと思ったら、バタンと倒れるアタッシュケース。一瞬時が止まったかのような表情のエリックとサミラ。するとガラス天井をぶち破り超至近距離に迫る“何か”が。続けて上から何匹も襲撃していく。

(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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