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江戸から受け継ぐ物語を夜に楽しむ  旧芝離宮恩賜庭園でライトアップイベント

OVO

 国指定名勝の旧芝離宮恩賜庭園は開園100周年を迎え、ライトアップイベント「旧芝離宮夜会 ~幾年(いくとせ)ひかる~」を5月15~18日まで開催する。江戸時代から現代へ受け継がれる物語を、光と音のダイナミックな演出で楽しめる。

 1678年、時の老中で後に小田原藩主となった大久保忠朝が4代将軍徳川家綱から拝領し、「楽壽園(らくじゅえん)」と呼ばれる庭園を造ったのが始まり。1876年に芝離宮となったが、関東大震災で洋館・和館からなる宮殿や樹木の多くが失われた。そして1924年、昭和天皇ご成婚記念として、東京市に下賜されている。

 今年は、その1924年の一般公開から100年。庭園の歴史を夜会ならではの演出で表現する夜のライトアップイベント、夜会をそぞろ歩くのにちょうど良い季節だ。ライトアップショー「幾年ひかる」は19時から20分間隔で実施(最終は21時)。そのほか、フロアプロジェクション「大正浪漫いろどり満月」や江戸情緒を感じさせる光の回廊などが待っている。軽飲食が楽しめる「夜会ダイニング」は藤棚周辺に設置される。夜間観覧特別チケットは、オンラインによる前売り、当日窓口(現金のみ、数量限定)で販売。価格は税込み1000円、無就学児無料。

 
   

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