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『ヴァチカンのエクソシスト』続編が決定

シネマトゥデイ

映画『ヴァチカンのエクソシスト』より – Screen Gems / Photofest / ゲッティ イメージズ

 映画『ヴァチカンのエクソシスト』の続編の企画開発が正式にスタートしたことを、プロデューサーのジェフ・カッツがXで発表した。

 『ヴァチカンのエクソシスト』は、カトリック教会の総本山ヴァチカンのチーフエクソシストとして、数多くの悪魔払いを行ったガブリエーレ・アモルト神父の回顧録を映画化したホラー。主演のラッセル・クロウの屈強な神父ぶりや、スクーターをかわいらしく乗りこなす姿が多くのファンを生んだ。

 カッツによると、脚本作業をはじめ、実際に撮影に入るまでにはまだやることが山積みだが、確かな一歩を踏み出したとのこと。実現を後押しした熱心なファンたちに感謝するとともに、ソニー・ピクチャーズの子会社である制作会社スクリーン・ジェムズの新たな経営陣が機会を与えてくれたことに謝辞を述べた。

 なお、主人公アモルト神父役のラッセルも続編には乗り気だ。今年3月、トーク番組「The Six O'Clock Show」に出演した際に続編制作の可能性について聞かれると、「それはちょうど今、話し合っているところなんだ。もともとこの企画は、1つではなく2つの続編を作る予定でスタートしていてね。だが、スタジオのトップが変わったことで、堂々巡りになっている。だが間違いなく、俺たちは彼を(続編シリーズで)たくさんの異なる状況に連れ出せるように、そのキャラクターを作り上げた。それに、モデルとなったアモルト神父は12冊の本を書いている。だから1、2本の続編には十分すぎる資料があるわけだ。だが、多分来年以降になるだろうね」と語っていた。(編集部・市川遥)

 
   

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