猫がトイレを我慢してしまう原因6つ
1.トイレが汚れている
猫は非常にきれい好きな動物です。そのためトイレが汚れていて嫌なニオイがすると、排泄を我慢してしまうことがあります。
たとえば汚れた砂から発する臭いが気になる・砂の中に以前の排泄物が残っているなど。
このように、人からすればささいな汚れも、猫は許しません。
そのため猫が用を足したら排泄物は速やかに廃棄し、できれば週に1~2回、最低でも月に1回は砂を全て取り替え、トイレ本体の汚れも念入りに落とすなど、常に清潔な状態を維持しましょう。ただし、汚れを落とす際は無香料のものや動物用を使用し、香りが残るような洗剤は使用しないでください。
2.トイレの場所や環境が気に入らない
トイレの場所が騒がしい・人通りが多い・他の猫がいるなど、猫が落ち着いて排泄できないと感じると、トイレを我慢してしまうことがあります。
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とくにトイレのすぐ近くに人の出入りするドア・窓がある場合や、洗濯機といった音が出がちな家電の近くは、猫にとって良いトイレ環境とはいえません。
さらに、トイレの砂の種類や深さが気に入らない場合も同様です。
猫には砂の好みがあります。鉱物系砂・紙系砂・木製砂など、さまざまありますが、気に入る砂は猫それぞれです。
またトイレの形状も重要で、たとえばトイレが小さすぎると、猫が体を十分に回転できずに排泄しにくくなったり、逆にトイレが大きすぎると、猫が落ち着いて排泄することができない場合もあります。
また、屋根付きトイレや囲いが高いトイレを嫌がる猫もいます。
このように猫はトイレ設置の場所や環境を細かく気にします。飼い主が人間目線で気づかない点まで気にかけているので、トイレ空間は猫さまファーストを心がけましょう。