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口元美人は1日にしてならず!今日からコツコツ始めたいセルフケア【セルフオーラルケア習慣】

アッププラスオンライン

アッププラス5月号では、あらためて注目したいのがオーラルケアを特集。
歯磨きやフロスで口の中を清潔に保つのはもちろんのこと、生活習慣にもオーラルケアの秘訣あり。
毎日の積み重ねで口元美人に!

歯の表面&歯茎をケア! 歯磨き編


基本的に、1日3回食後が理想的です。
歯ブラシは通常のもの、電動どちらでもOKです。
歯ブラシの毛は、3列または4列で、幅は上の前歯2本に収まるくらいの大きさを選んでください。
歯磨き粉は乾いた毛先にのせ、前歯から順に奥歯までを磨き残しのないように表、裏、奥歯の隅っこまで丁寧に細かくやさしく毛先を動かして磨きます。
歯肉との境目にプラークが残りやすいので、注意してください(特に裏側、舌側)。
歯並びの悪い部分は縦に歯ブラシを使うと細かい部分まで毛先が届いて磨きやすいです。
ただ、歯磨きだけでは、絶対に歯と歯の間のプラークは落とせていません。
必ずフロスを使って歯と歯の間、接触面の部分も汚れを落としてください。
歯と歯の間に残った汚れは、虫歯や口臭の原因になります。

歯の表面を磨く順番は、歯の裏面から表面を満遍なくひと筆書きの要領で。
歯ブラシは鉛筆持ちすると負担を軽減できます。

歯の根元や歯茎との境目(歯肉ポケット)を磨くときは、隙間にもしっかりブラシが入り込むイメージで歯ブラシを45度の角度で当てて。 前歯などの裏側は磨き残しが多く、歯石がつきやすい箇所。
歯ブラシを縦にして持ち、根元から汚れをかき出すように磨くのがベター。

歯間&歯茎をケア! フロス編


フロスは、歯ブラシのタイミングで必ず行ってください。
歯ブラシとセットと考えて、ワックス付きが滑りも良くておすすめです。
例えば、「左下奥歯→前歯→右下奥歯」というように、奥から順番に行うとフロスのかけ忘れがなくなります。
間にパチンと通したら、両サイドの歯の汚れをこすり落とすイメージで横に動かしながら上に抜いてください。
フロスはいつもきれいな面で使えるよう、リール状のフロスを使用し(だいたい20cm~30cmくらいを指に絡める)1箇所に入れたらひと巻きして新しいフロスの面を使うようにしてください。

糸巻きタイプは使用する度に好きな長さをカットできます。
1回で使用するのは約40cm。
指先からひじ辺りまで伸ばした長さが目安。 フロスの端を片方の中指に2~3回巻きつけます。
両手の間が10~15cm程度になるように。
もう片方の中指にも同様に巻き付けて。 フロスを親指と人さし指でつまみ、ピンと張ります。
歯1本1本の隙間に入れる際、常に新しい部分があたるようにずらしながら使用して。

歯の根元までしっかり入れ、フロスが両側面に触れるよう上下左右に動かします。
歯間がキツくて入りにくい人は歯科医院でチェックを!

気軽に実践できる 生活習慣編


日常生活の中でのちょっとした工夫でも口内環境は改善されます。
職場や外出先などケアをしづらい時も、口内に汚れをためない意識を。
口周りの筋肉を使い、唾液の分泌を増やして自浄効果を高めるのも◎。

砂糖を極力摂らないこと
ショ糖が虫歯の原因になるので、なるべく食べないに越したことはありません。

就寝中は口を閉じる習慣に
口を開けて寝る習慣もお口の中が乾燥し、細菌が繁殖しやすくなります。
口の中は唾液や水分で潤っていた方が口腔環境も良くなります。

ダラダラ食べをしない
常に食べ物が口の中に入っていると、酸による歯の脱灰が起こってきます。
食べたら磨いて数時間は食べない。など間食の時間もできるだけメリハリをつけてください。

食物繊維を摂取するように
まず噛む回数が多くなるので、唾液の分泌が促進され、唾液により自浄作用が高くなります。
粘着質の食べ物と違って歯の表面に汚れが付着しにくいのも◎。
りんごは特におすすめ。

着色の濃い飲食物を避ける
コーヒーを1日3杯以上などの習慣がある方は歯が黄ばみやすいです。
飲みたい場合は、飲んだら口を水ですすぐなど、着色を停滞させないように心がけて。

寝る前は必ず歯磨きを!
唾液分泌があまりされず、自浄作用が落ちる就寝中に、最も虫歯や歯周病の発生リスクが高くなります。
寝落ちの歯磨き忘れは厳禁!
寝る前の歯磨き忘れがないように!

撮影/高嶋佳代
イラスト/田中麻里子
文/井上菜々子

 
   

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