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外国人観光客のポイ捨てを容認!? 東国原英夫氏に批判殺到のワケ

アサ芸Biz

 今年のGWは全国の観光地に外国人観光客が押し寄せ、各地でオーバーツーリズムが問題となった。なかでも山梨県富士河口湖町では、コンビニのローソン越しに富士山が撮影できることで、マナー違反が相次ぎ、ついには地元自治体が「目隠し幕」の設置工事に着手した。

 この問題を取り上げたのは5月6日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」。番組は撮影スポットに向かうため、「富士山ローソン」前の車道を横断する人たちの映像を紹介。さらに近隣住民は「ゴミも捨てていくのでこのへんの住民が困っている」とポイ捨ての被害を訴えていた。

 スタジオでは前述した目隠し幕の他に、多言語で注意を促す看板設置などの対応策を紹介。その後、意見を求められた元宮崎県知事の東国原英夫氏は「僕は自治体の判断、黒幕ですね、僕だったらしないですね」と自治体の対策を否定し、こう続けた。

「日本を代表するコンビニですよね。日本を代表する富士山。このコントラストが良いっていうことらしいんですけど、できたら観光客の方に多く来ていただきたいという考えなんです。だからゴミを捨てるんだったらゴミを片付ける方たちの雇用の創出につながる」

 そのうえで、道路横断などの危険行為について「安全性をどう担保するか」と問題提起しながらも、「海外から来ていただいた方たちに楽しんでいただきたい」と述べて、「黒幕じゃなくて何か違う対策はないのかなって思ってしまう」と締めくくった。

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 この発言にSNSでは《東国原は何言ってんだ?》《ゴミのポイ捨てを容認しろって?》《ルールを守らない観光客は来ないでいい》と批判が相次いでいた。

オーバーツーリズムで観光地が特に頭を悩ませているのがゴミ問題。観光客の増加で、ゴミ箱がすぐに満杯になってしまい、その周囲にゴミが散乱。結果的にゴミ箱を撤去する自治体も増えています。いくら看板などで注意喚起しても、ポイ捨て問題は深刻化するばかりで、結局は自治体の職員や商店街のスタッフが清掃活動をするしかないのが現状。有料のテーマパークならまだしも、清掃スタッフを雇用して街のゴミを回収していけば、外国人観光客のポイ捨てはますますひどくなるのが目に見えています」(メディア誌ライター)

 最低限のマナーが守れない外国人観光客を楽しませる必要があるのだろうか。

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