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ヒョンビンとの長尺キスシーンも話題に…カンヌを沸かせた「別れる決心」のタン・ウェイが体現した大人のラブロマンス

HOMINIS

世界3大映画祭の1つ、カンヌ国際映画祭が今年も5月14日(火)に開幕される。77回目を数える本年度は、フランシス・フォード・コッポラ(アメリカ)やデイヴィッド・クローネンバーグ(カナダ)、ジャ・ジャンクー(中国)といった各国の名匠の新作が揃ったコンペティション部門が話題を呼んでいるが、近年カンヌを沸かせた韓国映画と言えば、2022年に監督賞を受賞した鬼才パク・チャヌク監督の「別れる決心」だ。

殺人事件を追う刑事と疑惑のヒロインによる大人の恋を描いた同作で、”ファム・ファタール”を演じ切った女優タン・ウェイの影のある美しさにも、世界中から熱い視線が集まった。

中国のトップ女優、タン・ウェイの魅力溢れる映画「別れる決心」

(C) 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED

アカデミー賞国際長編映画賞部門の韓国代表に選出されるなど、各方面で高い評価を得たこの作品でタン・ウェイが演じたのは、山頂で転落死した男の妻で、殺人の嫌疑をかけられる女性・ソレ。パク・ヘイル演じる刑事・ヘジュンと禁断の感情で結ばれていくさまを演じ、魔性の魅力を発揮した。

「別れる決心」

(C) 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED

「別れる決心」

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(C) 2022 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM. ALL RIGHTS RESERVED

公開後、劇中のセリフがネットで流行し、BTSのリーダー・RMが繰り返し鑑賞したとSNSで明かしたことでも反響を呼んだ「別れる決心」。熱い支持を集めた要因の1つが、タン・ウェイが放つアンニュイで謎めいた雰囲気と、男を破滅へと向かわせる”ファム・ファタール”ぶりにあるのは間違いのないところだ。

「レイトオータム」

(C)Boram Entertainment

「レイトオータム」

(C)Boram Entertainment

そんなタン・ウェイが「別れる決心」の約12年前にやはり韓国俳優とタッグを組み、ミステリアスな女性像で魅了した作品が、韓国・香港・アメリカ合作映画「レイトオータム」(2010年)。後にタン・ウェイの夫となるキム・テヨン監督がメガホンを取り、「シークレット・ガーデン」(2010年)で人気絶頂だったヒョンビンと共演した点でも見逃せない作品だ。

「レイトオータム」

(C)Boram Entertainment

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