7日放送のドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)の5話「第一部完!父を殺した犯人と対決」。
過去のことを思い出す中で、父が遺した汚職事件の記録を発見した奏(石原さとみ)は、真相にたどり着くことに…。
しかし視聴者の視線を集めたのは、真相とは無関係のあることへの指摘でした(ネタバレを含みます)。
■父の姿を思い返して
元恋人・真樹(亀梨和也)の父が奏の父の自殺に本当に関わっていたのか、そして父はなぜ死ななければならなかったのかを知るために、生前仕事で関わりの深かった新里(杉本哲也)と接触した奏。新里からは汚職事件についての記録をつけたノートがあったと教えてもらいますが、それもすでに燃やしたと告げられ、再び振り出しに戻ってしまいます。
他に何か証拠となるものはないかと実家を探していたところ、父がボイスレコーダーに何かを吹き込んでいたことを思い出した奏は、手当たり次第に遺品が入った段ボールを開けていくと、それを見つけたのです。
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■悲しい真実実家から持ち帰ったボイスレコーダーを手に、奏は思い詰めていました。この中にはきっと父が亡くなるまでの記録が入っているはず…。
まもなくして、そんな奏の家に真樹がやって来ます。誰にも聞かせたくないこの音声を一緒に聞くために、奏が家に呼んだのでした。
ボイスレコーダーにはやはり奏の父が亡くなるまでのことが語られていました。環境エネルギー汚職事件で国会議員が逮捕されたが、自白がとれず起訴が難航したこと。そんな中入手経路不明の不正を支持するメール画像が突然見つかり、しかもそのメール送信を議員秘書があっさり認めたこと。進まなかった起訴が不自然に動いたことに起訴をとどまるよう意見しても聞き入れられず、裁判が始まると何もかもが覆されたこと。そして国会議員は無罪を勝ち取り、すべての責任は父一人に負わされる形になったこと…。
2人が恐れていた通り、真樹の父・浩一郎(仲村トオル)が弁護を担当することになった直後、奏の父が追い詰められことは真実だったのでした。
奏も真樹も絶望し、もう会わないことを約束。しかし、帰ろうとした真樹は急に倒れてしまい、そのまま貴志(安藤政信)の病院に搬送されますが…