ボクシング漫画『はじめの一歩』(講談社)の作者・森川ジョージ氏が8日、自身の公式Xを更新。ボクシング・スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手がTKO勝利した試合について解説した。
■井上選手がTKO勝利
井上選手はおととい6日、東京ドームで行われたプロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチでメキシコのルイス・ネリ選手と対戦。4団体統一王座の防衛戦に臨んだ。
井上選手は第1ラウンドに左フックを受けてダウンするも、第2ラウンド以降にダウンを奪い返す。第6ラウンドで3回目のダウンとなったネリ選手が立ち上がれず、井上選手のTKO勝利となった。
1989年から『週刊少年マガジン』(講談社)にて現在も連載中の『はじめの一歩』で長年にわたりボクシング漫画を描いてきた森川氏もこの試合を観戦。Xに長文を投稿している。
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■森川氏が試合を解説森川氏は「今回の相手は前に出てくるので引き3(下がって左フック)で仕留めるだろう。得意とするタイプで楽勝である」と、井上選手の勝利を予想していたようだ。
第1ラウンドで井上選手が先にダウンしたが、「2Rからは圧巻だった。予想通りの引き3でダウンをとる」「内側に切り込むパヤノワンツー、至近距離でも拳が返る左フック。度肝を抜く技術でやりたい放題に進行する」などと振り返る。
最終的に井上選手のTKO勝利になり、「終始打ち合いに応じた相手は勇敢だった」と相手のネリ選手を称えつつ、「終わってみれば元々差があると思っていた通りの内容」と続けた。「大満足。ありがとうございました!」と圧巻の試合に謝意をつづった。