『サクラ大戦シリーズ』などで知られるマルチクリエーター・広井王子が総合演出を務めるガールズレビューカンパニー『少女歌劇団ミモザーヌ』が、4月29日(月)と5月4日(土)に大阪と東京でゴールデンウイーク(GW)ライブを開催しました。選抜チームによる今回のライブでは、メンバーたちが歌やダンスの高い表現力を存分に発揮して、両日ともに会場は大盛り上がり! その熱気に満ちた2ライブの模様をレポートします!
出典: FANY マガジン大阪公演はメンバー7人がオリジナル楽曲披露!
4月29日(月)に大阪・梅田Zeelaで開かれた「Pretty Live 〜Only mimosane〜」では、1期生のいわむらゆきね、ちばひなの、すずきゆい、2期生のみやはらにこ、3期生のさかもとりるは、4期生のともだしづく、すずきよりほサベーラの7人による選抜チーム「Team Pretty」が登場。ミモザーヌのオリジナル楽曲を中心としたステージを昼と夜の2回、繰り広げました。
夜公演の1曲目は、さかもとりるはとともだしづくが「楽しんでいきましょー!」と明るく登場。元気いっぱいに『とらとら』をパフォーマンスして、会場内の空気を一気に明るくします。
出典: FANY マガジン 出典: FANY マガジン全員が登場したMCコーナーでは、4月に20歳になったばかりのすずきゆいの誕生日を祝うことに。ケニアにルーツを持つすずきよりほのアイデアで、ケニアバージョンのバースデーソングをメンバー全員で歌うと、すずきゆいも大喜びでした。
こうして明るく始まったライブはその後、『情熱フラミンゴ』『夏のペンギン』『夕陽に笑うシマウマ』を3曲続けて歌唱。動物シリーズのメドレーで、さらに可憐に盛り上げます。
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会場のボルテージが高まるなか、13歳のすずきよりほが、李香蘭の名曲『夜来香』にソロでチャレンジ。昨年の冬公演で前団長のいまもりまなかが披露した楽曲を愛らしく歌い上げると、観客もペンライトを左右に振って大盛り上がり。中学2年生とは思えない歌唱力で、大器の片りんをのぞかせました。
出典: FANY マガジン 出典: FANY マガジンその後も現団長のいわむらゆきね、副団長のちばひなのらが舞台経験の浅いメンバーを引っ張り、明るく楽しい「Pretty Live」は終了。最後のMCでは、この夏の公演で卒団するすずきゆいが「この時間をみなさんと過ごせて本当に幸せです」と感謝を語り、ファンからの温かい拍手に包まれる場面もありました。
歌姫4人がジャズと昭和歌謡を歌い上げた東京公演
一方、5月4日(土)にヨシモト∞ドームで開催された東京公演では、メンバーでもとりわけ歌唱力に定評のある1期生のすずきみあいムェンドワ、2期生のしろみゆ、ともだりのあ、しものあやめの4人による選抜チーム「Team Premium」が登場。「Premium Live〜JAZZ&昭和歌謡〜」と銘打ち、全14曲のパフォーマンスを昼と夜、2回のステージで繰り広げました。
出典: FANY マガジンスパンコールが施されたきらびやかな衣装で登場した4人。1曲目の『Come on-a My House』では、いきなりパワフルかつ繊細なハーモニーを披露して、観客の度肝を抜きます。その後は『素敵なあなた』『Welcome In the Mood』『Summertime』を3曲続けてパフォーマンス。曲中では一糸乱れぬジャズダンスを披露する場面もあって、歌だけでなくすべての表現において高いクオリティを見せました。
楽曲の合間にはさまれるMCコーナーでは、それまでの妖艶なパフォーマンスから一転、年相応の可愛らしい一面ものぞかせます。高校1年生になったばかりのともだりのあは、「天文部に入部しました。天文部っておしゃれじゃないですか!?」と嬉しそうに報告して笑わせるなど、キュートなトークでも盛り上げていました。
出典: FANY マガジン 出典: FANY マガジンライブでは、4人によるソロコーナーも。昼の公演では、すずきみあいが『ゴッドファーザー 愛のテーマ』、しものあやめが『飾りじゃないのよ涙は』、しろみゆが『真赤な太陽』、ともだりのあが『コーヒールンバ』を歌唱。昭和を彩った名曲を、歌手として高いレベルにある4人が歌い上げると、客席から大きな拍手が起こりました。