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鈴木亮平×森田望智が『シティーハンター』実写版ハンマー誕生秘話を語る メイキング写真も

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Netflix映画『シティハンター』メイキングスチール ©北条司/コアミックス 1985

 Netflixで独占配信中のNetflix主演映画『シティーハンター』。鈴木亮平と森田望智の対談特別映像とメイキングスチールが公開された。

参考:森田望智、『シティーハンター』香役はアニメ版の伊倉一恵も意識 新場面写真も公開

 単行本の累計発行部数が5000万部を突破する北条司の人気コミックを令和の日本で初めて実写化した本作。物語の主人公・冴羽獠は、東京・新宿を拠点にし、裏社会での様々なトラブル処理を請け負う超一流のスイーパー(始末屋)。無類の美女好きで、美女に出会うとタガが外れてしまうが、いざ依頼を受ければ、並み外れた銃の腕と身体能力、そして冷静沈着な頭脳で、仕事を遂行する。そんなクールでおバカでもっこりの冴羽獠を鈴木が演じるほか、ヒロイン“槇村香”役を森田、獠の相棒である槇村秀幸役を安藤政信、獠とは腐れ縁の麗しき刑事・野上冴子役を木村文乃がそれぞれ演じている。

 4月25日の配信後、「週間グローバルTOP10(非英語映画)」(4月22日~28日)で初登場1位を記録、現在(4月29日~5月5日)では、Netflixの「日本の週間TOP10(映画)」で2週連続首位を記録。またフランス、韓国、香港、ブラジル含む世界50の国と地域でも週間TOP10入り、グローバル週間TOP10(非英語映画)では2位を獲得している。

 公開されたのは、本編映像やメイキング映像もふんだんに盛り込まれた、主人公・冴羽獠役の鈴木とヒロイン・香役の森田の対談特別映像。冒頭から“相棒”らしい仲睦まじい2人の様子が垣間見え、鈴木と森田が本作に懸ける並々ならぬ想い、そして今だから話せるストーリーの鍵となるシーンについてたっぷりと語っている。

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 本作の推しポイントをそれぞれ語っていく中で、鈴木は「原作の良さをわかっているつもりだからこそ、『シティーハンター』の魅力を詰め込みたかったので、日本だからこそできるアニメや漫画の要素が入ったような世界観の中で、コメディもシリアスな面もどちらもこだわって作り上げました。その二面性が僕の一押しです」と自信を覗かせ、森田も「みんなが知っている、シティーハンターの香ちゃんになっていくまでを描いている話だから、アクションやコメディシーンがあることによっていい意味でライトに楽しめる作品。今この世界に“シティーハンター”がいたら、きっとこんな2人なんじゃないかなって感じていました」と振り返った。

 さらに2人が語るそのシリアスなシーンにおいて、獠の相棒且つ香の兄でもある槇村秀幸(安藤政信)が、獠と香のまさに目の前で殺される重要な場面の話にも及ぶと、鈴木は「この作品は2時間内に収めないといけないということもあって、原作通りだとどうしても時間がかかってしまう。こういう『シティーハンター』のはじまり方なら2人(獠と香)がより短い時間でも相棒に辿り着けるのではないかと考えた」と、原作にはない本作ならではの重要なオリジナルシーンに込めた想いを語った。

 また原作ファンには知られるシーンだからこそ「そのシーンを撮影している時に、初めて“あぁ、俺今『シティーハンター』の世界にいるんだ”って実感できた瞬間だった。今でも覚えているのが、クリスマスの夜に槇村が死ぬシーンを撮影しているなんて、昔の自分はどう思うんだろうなって、すごくセンチメンタルな気分になった」と感慨深げに話し、森田もそんな鈴木を目の当たりにした撮影時のことを振り返り「すごくグッときているんだろうなと伝わってきた。今思うと、改めて原作のあのシーンだからこその想いだったんだなと」と裏話も明かした。

 さらに、原作ファンの中でも実写化でどう描かれるか期待されていた「100tハンマー」の話題も。原作者の北条が「(現実世界で)100トンのハンマーを持てるわけがないんだから、やるならちゃんと現実に落とし込んでほしいと言いましたね。作品世界の中にちゃんとリアリティをもたせてほしいというのが僕の希望なんです」と語っていた通り、映画の中でハンマーは自然に登場している。ハンマー登場のシーンについて、鈴木が「森田さんはすごくハンマーの扱い方を練習してたなっていう印象があった」と振り返ると、すかさず森田が「だって亮平さんがハンマーはすごく大事だってめちゃくちゃ言うから(笑)。でも本当に、ハンマーって香ちゃんの代名詞だと思っています」とプレッシャーを感じていたと明かし、原作ファンの鈴木から太鼓判を押され森田が感謝を述べる場面も。

 そして、改めて本作の魅力を問われると、森田は「昭和の“もっこり”じゃなくて、令和の“もっこり”が私的にはすごくポイントだと思っていて、これは女性でも男性でもきっと気持ちよく笑っていただけるものになったんじゃないかと思っています」と話し、鈴木は「きっと今は『シティーハンター』を知らない世代の人達が多いからこそ、ゼロからの出発の話で楽しめるし、この先どうなるんだろうなと思ったら漫画やアニメを読んで観てもらう楽しみ方もできるし、そんな風に初めての人にも楽しんでもらえるのが見どころの一つです」と締めくくった。

 あわせて、映像でも話題にあがった、エンディングシーンにおけるハンマーのメイキングスチールも初公開。撮影中における、キャストたちのシリアス&お茶目な様子やクランクアップ時を収めたカットなど、メイキングスチール、オフショットも公開された。
(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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