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引退表明もシュワルツマン予選突破

テニス365


シュワルツマン(4月)
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は7日にシングルス予選決勝が行われ、5日に来季での引退を表明した世界ランク142位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)が同134位のM・ククシュキン(カザフスタン)を4-6, 6-2, 6-3の2時間49分に及ぶ激闘の末に逆転で破り予選突破を果たすとともに、8年連続9度目の本戦入りを決めた。

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31歳のシュワルツマンは5日に自身のSNSを更新し、2025年の母国アルゼンチンでの大会を最後に現役を引退すると発表。発表翌日の6日に行われた予選1回戦では予選第13シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を2時間39分の熱戦の末にフルセットで下し予選決勝に進出した。

シュワルツマンは過去同大会の本戦に8度出場しており、2020年には準々決勝でR・ナダル(スペイン)を破るなどし準優勝を果たしている。

この日の予選決勝、第1セットを落としたシュワルツマンだったが、第2セットでは第3ゲームから一気に6ゲームを連取し1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、シュワルツマンはアンフォーストエラーを1本も記録しない安定したプレーを披露。自身のサービスゲームは全てキープすると、リターンゲームでは終盤の第8ゲームでブレークに成功し、2日連続で2時間半を超える激闘を制して本戦入りを果たした。

なお、本戦1回戦の相手はまだ決まっていない。


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