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ギリギリの残留から一気に《勝ち点34増》でトップ4入りの大快進撃 激変したシュツットガルトはバイエルンをも捉えた

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ギリギリの残留から一気に《勝ち点34増》でトップ4入りの大快進撃 激変したシュツットガルトはバイエルンをも捉えた(C)theWORLD

誰も予想しなかった激変

4日にブンデスリーガ第32節でバイエルンと対戦したシュツットガルトは、ホームで3-1と勝利を収めた。これで勝ち点は67となり、2位バイエルンとは僅か2ポイントしか離れていない。今後の展開次第で2位フィニッシュの道も見えてくる。

シュツットガルトがここまで勝ち点を伸ばしてくると予想していた人はほとんどいなかっただろう。昨季のシュツットガルトは残留争いに巻き込まれており、勝ち点33しか稼げず16位フィニッシュに。16位のチームは昇降プレイオフへ回ることになり、シュツットガルトはハンブルガーSVとホーム&アウェイで対戦して何とか6-1で勝利。ギリギリのところで1部残留を果たした。

昨季の勝ち点33から、今季はすでに67へ。1シーズンで一気に34ポイントも勝ち点を増やしたことになり、データサイト『Opta』によればブンデスリーガでの新記録だという。ハンブルガーSVとのプレイオフが行われたのが昨年6月のことだったため、今季の躍進には驚かされる。

昨年4月よりチームを指揮するセバスティアン・ヘーネスの手腕、そしてブライトンからレンタルで加えたFWデニス・ウンダブ、ヘルタ・ベルリンから50万ユーロで加えた左サイドバックのマクシミリアン・ミッテルシュテットなど、スカウティングの大ヒットが大きい。

レンヌから完全移籍での獲得に切り替えたFWセール・ギラシもブンデスリーガを代表するストライカーとなり、ウンダブ&ギラシのコンビも抜群だ。残留の危機からトップ4入りへ、シュツットガルトは誰も想像しなかった変化を遂げた。

 
   

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