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【京王杯SC】22年NHKマイルC覇者のダノンスコーピオン 福永厩舎への転厩初戦で復活なるか

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【京王杯SC】22年NHKマイルC覇者のダノンスコーピオン 福永厩舎への転厩初戦で復活なるか(C)netkeiba.com

 一昨年のNHKマイルC覇者のダノンスコーピオン(牡5、栗東・福永祐一厩舎)が、京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・芝1400m)で2年ぶりの勝利を狙う。

 ダノンスコーピオンは父ロードカナロア、母レキシールー、母の父Sligo Bayの血統。母は14年のカナダの年度代表馬。同年の米G1ハリウッドダービーでは名馬カリフォルニアクロームの2着だった。

 ここまで14戦4勝。2歳時に朝日杯FSで3着。3歳となってアーリントンCで重賞初制覇を果たすと、続くNHKマイルCでマテンロウオリオンの猛追をクビ差抑え、GI馬の仲間入りを果たした。その秋には富士Sで3着と初の古馬相手にも力を示したが、その後は大不振。古馬となって以降は5戦連続2桁着順と、復活の糸口をつかめずにいる。

 近走成績を見ると手を出しづらいが、安田隆行厩舎に解散に伴い、福永祐一厩舎に転厩したことが起爆剤とならないか。この中間は久しぶりにCWでも時計を出しているように、調整法に工夫を感じ取れる。鞍上は関東リーディングの戸崎圭太騎手。全てのピースがカチッと噛み合えば、ガラリ一変があっても驚けない。

 
   

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