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降谷建志、Dragon Ashなどワンマンライブを一時休止へ 「創作欲求に従順でありたい」「楽曲制作に重心を」

J-CASTニュース

ミクスチャー・ロックバンドの「Dragon Ash」と、ロックバンド「The Ravens」でボーカル・ギターを務める「Kj」こと降谷建志さんが、2024年5月2日にインスタグラムを更新し、2バンドのワンマンライブ活動を一時休止することを発表した。

「少しだけ時間を置いてみようと思っています。ほんの少しだけね」

Dragon Ashは23年12月から24年8月にかけて、ライブハウスツアーを行っている。The Ravensは24年4月にライブツアーが始まったばかりで、5月25日に千秋楽を迎える予定だ。

2バンドのワンマンツアー真っ最中の降谷さんだが、2日にインスタグラムで「ライブに足を運んでくれている皆へ 時間がある時に読んで貰えたら嬉しいです」と切り出し、ワンマンライブへの思いを長文でつづった。

降谷さんは「空っぽのライブハウスを埋め尽くすオーディエンスが自分の音楽を必要としてくれなければ、きっとこんなに長く、気の遠くなる程の数のライブをやり続けては来れませんでした」「扉の外はままならない事ばかりだけど、この中はいつも嘘が無くて、正解も不正解も地位も性別も年齢も何も関係無くてさ、間違いなくアナタ達の声や表情や感情がなければ自分の音楽人生は遠に終わっていたと思う」とファンへの感謝を述べた。

また、両バンドでドラムスを務める櫻井誠さんとは「十代から一緒にライブハウスで音を鳴らしています」と思い出を語るとともに、

「断言出来る。自分の音楽人生にとって最も大切な場所はライブハウス、最も大切な時間はライブ、最も大切な事は代価を払って時間を割いて見に来てくれた人にライブを楽しんでもらう事。そしてそれを他の誰でもなく自分自身が楽しむ事」

と、ライブへの思いを語った。

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その上で、「2人が15歳から立たせてもらっている板の上、今は45歳。今まで積み重ねて来たライブよりも、これから積み重ねるであろうライブの方が圧倒的に少ないんだろうな…だからこそ、許された残りの日々を精一杯謳歌して誠実に向き合いたい」として、

「1度、ワンマンという形式でのライブに関してのみ、少しだけ時間を置いてみようと思っています。ほんの少しだけね」

と、ワンマンライブ活動を休止することを明かした。

「スタジオおろか東京に居る時間もとても限られている」

休止の理由については「残りのバンドマン人生をどう生きたいのか、何を表現したいのか。自分と膝突き合わせて語らう時間が欲しいです」という。

降谷さんは「2つのバンドのツアーを途切れる事無くひっきりなしに回っていてはスタジオおろか東京に居る時間もとても限られている」と現状を明かし、

「この音楽に対する途方も無く前向きな気持ちや湧き上がる創作欲求に従順でありたいのです。だしシンプルに、コンポーザーとしてとても曲が作りたい」

と、作曲活動への思いを語っている。

もっとも、「ライブハウスでの対バンやイベント、ロックフェス、自分を必要としてくれる現場があるのなら今までと変わらず、いやむしろ喜んでクラウチングスタートで馳せ参じます」とも。

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