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ヤンキーからの好感度が「98」?好感度が見える女子高生の隣に座った男子からの好感度が高すぎた!私のこと好きなの?【作者に聞く】

Walkerplus

物心ついたときから好感度が見える、主人公・桜田。廊下で話しかけている男子の好意は79、相手は42。男子が一方的に好意を寄せていることがわかる。そして、素行が悪いと有名なヤンキー桃山が隣の席に。彼の桜田に対する好感度は「98」と、非常に高くて――!?好きが丸見えな酢忍さんの創作漫画「隣の席のヤンキーの好感度が丸見え」を紹介しよう。

■好意が数値で見える!自分のことを好きな男子が隣の席に
好意は80もあれば、付き合えるほどの数値。しかし、隣の席の桃山から受ける好意は「98」と異常に高い。桃山はヤンキーなのに女子にとても人気で、いつも女子に囲まれていた。女子なら誰でも好感度が高いチャラい奴なんだ!と思い、彼女たちへの好感度を見ると、「23」と興味のないレベルで低かった。

目が合うと、慌てる桃山。好感度「98」は、嘘ではないらしい。桃山が桜田に好意を寄せているのは、態度を見てもわかってしまう。桜田は、どうにかして好感度を下げようと試みるが――?

■ダメなところを見せるほど、数値が上がっていくのはなんで⁉

「好感度」を数値化することで、好意を寄せられていることに気づくコミカルな恋愛模様。ヤンキーの桃山くんがなんとか好かれようと、桜田さんの言葉に対応しようとする姿がおもしろい。今回は、酢忍さんに制作の裏側について話を聞いた。

――まずは、本作の制作になったきっかけや経緯を教えてください。

これは、少年ガンガンの担当さんと新作の読み切りを作るのに何個かあげたネタだしのうちのひとつでした。

――好感度を数値化すると、とてもおもしろいことになるんですね。キャラクター作りでこだわったところはありますか。

主人公の桜田さんは最初からしっかりキャラ軸が決まっていて、逆に男の子の桃山君は候補が4人ほどいて、イケメンが描けなくて苦労したのを覚えています。

――100を超える好感度の上がり方など、笑える要素もたくさんあっておもしろいです。今後の展開は考えていませんか?

何個か描きたい話はあったんですが、2年ほど描いていないので、もうないと思います。

――読み切りからのシリーズ化の声も高かったと思いますが、感想を聞かせてください。

ありがたいことにpixivでは反響をいただいたんですが、Twitter(現在のX)と本誌掲載時の数字があまりなくて、すぐ次の新作を考えないといけなくなりました。業界の厳しさをあらためて実感しました。

――そのほかにどのような漫画を描いていますか?

ガンガンONLINEでコミカライズ作画をさせていただいた「生産魔法師のらくらく辺境開拓」(全3巻)の連載が終了して、ネットに似たノリの短編をたまに上げてます。これからも、ちょっと声に出してつっこんでもらえるような漫画を描いていきたいです。

取材協力:酢忍さん
 
   

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