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タマ・トンガに続き、弟タンガ・ロアがWWE電撃登場! 伏線は3.31グレート-O-カーンの意味深発言「恥も外聞も捨てて、やりてえことにチャレンジせよ」

THE DIGEST

タマ・トンガに続き、弟タンガ・ロアがWWE電撃登場! 伏線は3.31グレート-O-カーンの意味深発言「恥も外聞も捨てて、やりてえことにチャレンジせよ」(C)THE DIGEST
 世界最大のプロレス団体WWEが、毎年恒例のPLE(プレミアム・ライブ・イベント)『バックラッシュ2024』をフランスのLDLCアリーナで開催。日本ではABEMAで生中継された。

 オープニングマッチは、スマックダウン4.13デトロイト大会に電撃登場し、ソロ・シコアとともにジミー・ウーソを襲撃すると、反体制ユニットの「ブラッドライン」入りを表明した。

 翌週のピッツバーグ大会でもソロとともにケビン・オーエンズを血祭りにあげ、4.27シンシナティ大会ではランディ・オートンまでも巻き込んだ元新日本プロレスのタマ・トンガが、ソロとのタッグで、オートン&オーエンズ相手にWWEデビュー戦を行なった。NXTを経由せずいきなりWWEのPLEでデビューするだけではなく、リングネームの変更もなかったことから破格の扱いと言われている。
  ブラッドラインはポール・ヘイメンを従えて入場すると、両チームはいきなり場外戦に突入した。ここで、スマックダウンのニック・オールディズGM(元IWGPタッグ王者)がノーDQのストリートファイトマッチにすると宣言。反則裁定がなくなったことにより、リング内外には様々なアイテムが散在した。

 オートンがソロをRKOで排除すると、オーエンズはタマを椅子の上にブレーンバスターで叩きつけるが、フォールに入ったところで黒いTシャツを着た男がレフェリーの足を引っ張ってカウントを阻止。カメラがその男の顔を映すと、なんと3.31静岡・アクトシティ浜松大会まで新日本に参戦していたタマの弟であるタンガ・ロアの姿を捉えた。

 タンガは鉄階段でオートンとオーエンズを殴打すると、ソロがオーエンズにサモアンバスターを決めてカウント3。ヘイメンは動揺を隠せない様子だったが、4人は勝どきを上げる。つまり、タンガもブラッドライン入りを果たしたということだろう。 タマとタンガは父に元WWEスーパースターでもあるキング・ハクを父に持った兄弟(タマは養父、タンガは実父)で、新日本ではG.o.Dとしてバレットクラブなどで活躍。IWGPタッグ王座は7度も戴冠しているだけに、WWEマットでもタッグ王座戦線に加わる可能性は高い。

 タマは2月を最後に新日本マットを離脱したが、タンガに関してはその後も新日本マットに上がり続けており、浜松大会ではメインイベントで行なわれた『KOPW 2024』争奪戦 地方再生マッチ~浜松編~で、保持者のグレート-O-カーンに挑戦して敗れたばかり。タンガは試合後にノーコメントだったが、実はこの時オーカーンは意味深なコメントを放っていた。

「一個アドバイスしてやるよ。余にあって貴様にないもの。ハングリーさと、愚かさだ! 笑われたっていいじゃねえか、バカにされたっていいじゃねえか。アッ? 目標のために恥も外聞も捨てて、やりてえことにチャレンジする。それが一番強い。父親? 兄弟? 関係ない! テメーの道はテメーで見つけろ! 次戦うときに、今日のことがタンガ・ロアにとって少しでも、一皮でも剥けてることを祈っとるよ」

 いま振り返れば、タンガはこの一戦が新日本ラストマッチと決めていたのかもしれない。
  ここ数年のWWEはサモア系の選手を強化しているだけに、タマとタンガ、そして新日本に残ったもうひとりの兄弟であるヒクレオ(ハクは養父)がWWE入りをするのでは…という噂はずっとあった。タンガもリングネームを変えずにいきなりWWEのスマックダウンでのデビューが濃厚だ。WWEには10年ぶりの復帰となるが、この間で別人のように進化しているだけに、オリジナルG.o.DがWWEマットでも飛躍するはずだ。また、スマックダウンに復帰した中邑真輔との再会も楽しみにしたい。

◆WWE◆
『バックラッシュ2024』
2024年5月5日(日本時間)
フランス・LDLCアリーナ
▼ノーDQマッチ(時間無制限1本勝負)
ランディ・オートン&●ケビン・オーエンズ(体固め)ソロ・シコア○&タマ・トンガ
※サモアンスパイク

文⚫︎どら増田

【動画】兄タマ・トンガに続き、タンガ・ロアが突如WWEに電撃登場!
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