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「ワタルとマッカは上下動して…」闘将クロップ、裏目に出た遠藤交代に言及! 19歳投入の“采配ミス”を示唆「自転車で高速道路にやって来るようなものだった」

SOCCER DIGEST Web

「ワタルとマッカは上下動して…」闘将クロップ、裏目に出た遠藤交代に言及! 19歳投入の“采配ミス”を示唆「自転車で高速道路にやって来るようなものだった」(C)SOCCER DIGEST Web
 指揮官が采配ミスを示唆した。

 現地5月5日に開催されたプレミアリーグの第36節で、遠藤航が所属する3位のリバプールは5位のトッテナムをホームに迎え、4-2で勝利を収めた。

 モハメド・サラーのヘッド弾で16分に先制したリバプールは、44分にアンドリュー・ロバートソン、50分にコディ・ガクポ、60分にハービー・エリオットのシュートで加点し、4点をリードする。

 しかし、64分にアンカーの遠藤と左SBのアンドリュー・ロバートソンを下げて、ステファン・バイチェティッチとジョー・ゴメスを入れてから雲行きが怪しくなり、73分に失点。さらに、75分にインサイドハーフのアレクシス・マカリステルとライアン・フラーフェンベルフに替えると、ますます中盤が機能しなくなり、77分にソン・フンミンのゴ―ルで2点差に追い上げられる。

 なんとかリードを保ったものの、遠藤を下げて、今季は怪我で長欠し、プレミアリーグでは初出場となった19歳の交代が裏目に出たのは明らかだった。
【動画】激しいチャージでソン・フンミンを潰す遠藤航
 リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』は、「クロップ監督は『BBC Sport』に対し、長期的な離脱から回復したこの段階でバイチェティッチを投入したのは手落ちだったと示唆した」とし、ユルゲン・クロップ監督のコメントを伝えている。

「我々が加えた変更、もう一度まったく同じことをするか? よくわからない!」

 そうジョークを言ったドイツ人指揮官は、「でも、マッカ(マカリステル)は、上がったり下がったりしながら、ずっとプレーしていた。ワタルもね。トレーニング中のステファンはとてもよかったんだ」と交代理由を説明。久々の出場にしては強度が高すぎたと指摘している。

「でも、今日は明らかに見ただろう。彼が出てきて、自転車で高速道路にやって来るようなものだった。適応するのに時間がかかり、最初のボールが良くなかった。その後に(ゴールを)決められ、突然、全体的に組織がなくなった」

 今シーズン限りで退任する闘将は、「しかし、我々は長い間彼ら(トッテナム)をコントロールした。それが明らかに最も重要だ。来シーズンは他の誰かが解決してくれるだろう!」とこの話題を締めた。

 4点差あったからの交代だっただろうが、特に守備で効いていたを下げるにはやや時間が早すぎたのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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