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大阪コミコン閉幕!斎藤工は志村喬コスプレで「日本映画にリスペクトを」。ステージでは12月の東京コミコン開催を発表

TOKYO HEADLINE

 アメコミ、映画、ポップカルチャーの祭典で、大阪では2回目の開催となった「大阪コミックコンベンション2024(大阪コミコン2024)」が5月5日、グランドフィナーレのステージをもって閉幕した。

  今回、大阪コミコンのアンバサダーを務めた斎藤工はグランドフィナーレの前に行われた「コスプレチャンピオンシップ」から登場し、自身も宣言通りのコスプレを披露した。なんと黒澤明の傑作『生きる』の劇中で志村喬が演じた主人公が命を賭して作った公園のブランコに座るシーンをそのまま体現。ブランコの座板がコートのお尻にくっついており、支柱なきブランコの鎖を両手で握りしめている。そしてその全身には降り注ぐ雪も付着した本格仕様(?)だ。

 残念ながら有名な『ゴンドラの唄』を歌唱することはなかったものの、この再現度の高い扮装について本人は「日本のコミコンなので、日本映画へのリスペクトを示したかった」と語り、その格好のまま、閉幕イベントである『グランドフィナーレ』を迎えることに。

 ステージには12名の来日ゲストが勢揃いし、ひとりずつ大観衆へと感謝の言葉を贈っていく。なかには「おおきに!」と大阪弁を披露するセレブも。その後は『東京コミコン2024』が12月6日(金)〜8日(日)までの3日間開催されることが発表され、「またお会いしましょう」と締めくくられた。

アンバサダー・斎藤工はステージで『シン・ウルトラマン』撮影エピソードを明かす

 最終日に志村喬コスプレを披露したアンバサダーの斎藤工は4日、海外セレブと同様にステージでトークイベントに登壇。「誰も来ない悪夢を見た」と、直前まで会場を回り、呼び込みをしていたという熱心ぶりだ。さらにコミコンのステージということで、満を辞して『シン・ウルトラマン』で自らが演じた神永新二の衣装を見にまとって現れ、このステージの司会を務めた杉山すぴ豊実行副委員長は、自らが演じた役の衣装で登壇したゲストは初めてだと感動しきりだった。細部までこだわる斎藤らしく、首から提げている「禍特対」の職員証は、巡回中の名古屋で開催されている庵野秀明展から借りてきたという。

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 そして、初日の囲み取材でも自分がコミコンに呼ばれる意味でのアイコンだと語っていた『シン・ウルトラマン』の撮影秘話が明かされた。そもそも『シン・ウルトラマン』に抜擢されたのは『シン・ゴジラ』の撮影時まで遡る。現場を見たいがために出演者に名前を連ねた斎藤だったが、その現場で、斎藤を見た庵野秀明が「ウルトラマンに出会った」と、監督を務める樋口真嗣に伝えたことがきっかけだったという。さらにラストシーンの撮影前に庵野秀明とふたりきりになり「物語を終わらせてほしい」と伝えられたエピソードなどが披露された。なお、同ステージでは俳優としての活躍のほか映画監督やプロデューサーなど製作者としても精力的に活動している斎藤の作品が紹介された。

 
   

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