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【DRAGONGATE】清宮&アレハンドロ陥落…キッド&土井がツインゲート熱闘奪回もハグはまたも不発

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【DRAGONGATE】清宮&アレハンドロ陥落…キッド&土井がツインゲート熱闘奪回もハグはまたも不発(C)プロレス/格闘技DX

『DEAD or ALIVE 2024』愛知県体育館(2024年5月5日)
オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 ○ドラゴン・キッド&土井成樹vs清宮海斗&アレハンドロ×

 キッド&土井がNOAHの清宮&アレハンドロを下し、流出していたツインゲート王座を奪回。熱闘の末に至宝をDRAGONGATEに取り戻したキッドは喜びを爆発させたものの、土井はまたもハグを拒否した。

 プロレスリング・ノアの清宮&アレハンドロは昨年末にツインゲート王座を奪取。1・27横浜大会でもジェイソン・リー&JACKY“FUNKY”KAMEIを破って初防衛を果たした。他団体に流出したベルトを取り戻すべく挑戦に名乗りを上げたのは、この春に行われたタッグリーグを制した“NOT HUG”キッド&土井。清宮は前夜のNOAH両国大会でGHCヘビー級王座を戴冠し、さらに勢いを増していたが、NOT HUGはベテランの意地を見せた。

 先制したのはNOAH組。清宮が土井を場外に追いやると、アレハンドロがトペコンヒーロを敢行する。キッドが介入しようと飛び込んだものの、清宮はドロップキックで撃墜。場外でNOT HUGを正面衝突させると、NOAHコンビがキッドの左足を攻めて試合を掌握した。

 代わって土井がリングインすると状況が変わる。土井は清宮にしつこく飛びかかると、感情剥き出しのエルボー合戦で火花。NOAHコンビの連係攻撃を食らってしまうが、アレハンドロがコーナーに上がった場面でキッドが急行した。ここぞとばかりに土井はコーナー上でアレハンドロを肩車。そこにキッドが飛びつき、雪崩式フランケンを敢行してNOT HUGがチャンスを掴む。連続串刺し攻撃から土井は大暴走をズバリ。追撃を狙ってコーナーへ。

 だが、今度は清宮が急行して土井を足止め。コーナー最上段からの雪崩式フランケンで形勢逆転を果たす。キッドが横やりを入れても、アレハンドロがドロップキックを一閃。アレハンドロはスピード感溢れる連続攻撃を仕掛け、フロッグスプラッシュを投下した。清宮も土井に各種エルボーを猛連打。負けじと土井はDOI555からバカタレスライディングキックの体勢に。先に動いた清宮がジャンピングニーでカチ上げたものの、倒れない土井はバカタレ弾をズバリ。が、すぐさま立ち上がった清宮もシャイニングウィザードを発射して、両者大の字となった。

 ここから試合はさらにスピードアップ。先に立ち上がった清宮は変型シャイニングウィザードで勝負に出るも、土井は寸前でガートする゛。そこに割って入ったキッドのウルトラウラカンラナをズバリ。間一髪でアレハンドロのカットが間に合うが、急角度で突き刺さった清宮は戦線離脱を余儀なくされる。

 アレハンドロは孤軍奮闘。土井にバカタレスライディングキックばりのフロントキックをぶち込むと、飛びつきスペルラナで追い詰め、空回弾で勝負に出た。しかし、土井はこれを自爆させて勝機。マスキュラーボムは不発に終わるもキッドと連係へ。土井がアレハンドロのバックに回り込み、ロープに押し込むと、走り込んだキッドが619を叩き込む。その勢いで土井がアレハンドロを後方に回転させると、そこにキッドが飛びついてバイブルの構えへ。すかさず土井がバカタレスライディングキックを放って、合体技・ドイブルが完成。完璧な一撃でアレハンドロを沈めた。

 キッド&土井が熱闘を制してツインゲート王座を奪取。勝負を決めたキッドは喜びをあらわにする。土井に2本のベルトを持たせてコーナーに上がらせると、キッドはこどもの日に合わせて、ロープを掴んで横向きにポーズを作り、“人間鯉のぼり”を披露した。

 そして、最後は念願のハグへ。笑顔で飛びついたキッドだったが、土井は付き合わずに投げ捨て、またもハグは不発に終わる。仕方なくキッドはテレビ実況席にいた愛弟子ドラゴン・ダイヤと抱擁した。

 なにはともあれ、至宝をDRAGONGATEに奪回したキッド&土井。「俺らがハグする時は解散する時」と土井が明言しているだけに、2人の抱擁を見られるのはまだまだ先になりそうだ。

 
   

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