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「まさか主要駅からも……」北千住駅、川越駅……みどりの窓口がなくなった駅といえば?

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photo:s-tsuchiya(unsplash)

■みどりの窓口減少で大混雑

  JRの駅から「みどりの窓口」が続々と減らされている。ゴールデンウィークに突入したが、みどりの窓口が減らされたうえにインバウンドの増加も影響し、どこも窓口は大混雑している。列車に乗りたいのに切符が買えない、そんな事態があちこちで起こっているのだ。

(参考:【写真】こんな形だったとは! JRのプロトタイプや量産型の車両

  さて、交通新聞社が発行する「JR時刻表」や「コンパス時刻表」では、みどりの窓口がなくなり、「話せる指定席券売機」に置き替えられた駅でも、「みどりの窓口がある駅」として扱われているので、かなりややこしい。個人的には明確に分けるべきだと思う。

  話せる指定席券売機は、みどりの窓口の完全な代替手段にはなっていない。というのも、みどりの窓口でしか買えない切符が結構あるためだ。そのため、場合によっては「みどりの窓口がある駅まで行ってください」と案内されてしまう。

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■まさかの駅からも窓口が消えた……

  さて、首都圏の駅で続々廃止されているみどりの窓口だが、「せめてこの駅は残しても良かったのでは?」と首をかしげる駅がいくつかある。3駅ほど選んでみよう。

  まずは、北千住駅だ。足立区を代表する巨大な駅であり、東武鉄道、東京メトロ、つくばエクスプレスなども乗り入れるターミナルである。JR東日本の駅でもベスト10に入るほどの利用者が多い駅だが、なんとみどりの窓口がなくなっているのだ。

  かわりに話せる指定席券売機が2台導入されているが、オペレーターに繋がるまで時間がかかる。場合によっては10分以上待つこともあるようだ。駅員が通常の指定席券売機に案内するため並んでいる客に要件を聞いていたが、そんなことをするくらいなら窓口を残して対応すればいいのに、と思ってしまう。

  埼玉県屈指の観光地であり、インバウンドの利用も多い川越駅もみどりの窓口がなくなり、話せる券売機が置かれている。そしてやはり土日は混雑している。インバウンドや高齢者向けのビジネスをしているのに、そういった人たちが駅を使いにくくしている。不思議と言うほかない。

■山手線の窓口も減らしすぎでは?

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