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活動量も減り食への関心が薄れない為にぜひ取り入れて欲しい事とは?【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】

ラブすぽ

活動量も減り食への関心が薄れない為にぜひ取り入れて欲しい事【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】 食事の醍醐味(だいごみ)を見失った食環境ではありませんか?

今、この本を手に取ってくださったかたは食への関心がとても高いと思います。私たち訪問栄養士が訪ねるかたの中には、残念ながら食への関心が低いかたも多く、どうしたら食に関心を持ってもらうことができ、食べる意欲を出してもらえるかを考えながら活動しています。仕事や家事、運動などで疲れて、おなかがすいたときに食べるご飯のおいしさは格別です。活動量が減るにつれて、「とてもおなかがすく」ことも少なくなり、外食が減り、食事の支度も面倒になってくると、いつしか「おいしい食事」「楽しい食事」から遠ざかり、食への関心そのものが低くなってしまうシニアのかたたちもたくさんいます。

ここまで述べてきたように、加齢に伴って体機能が落ちてくるのは避けられないことです。しかし、くふう次第で食への関心を持ち続けることはできますし、機能が落ちたなら落ちたなりの方法で、食を楽しみ、食生活を維持していく方法はあります。ご紹介している「食事のくふう」の中から、「今の」体や食習慣に合った方法を見つけて、日常生活に取り入れてください。

食事でどんな栄養素がとれるかということはもちろん大切ですが、実は、食事の環境を整えることがもっとも大切です。食事作りに参加したり、親しい人とにぎやかに食事をすることで、箸が進む人も多いはずです。食事の醍醐味はもちろんおいしく食べることですが、

・作っているときに漂うおいしい匂い

・盛りつけるときの見た目の美しさ

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など、ご自身にとって食事のどんなところが楽しいかを改めて考え、ぜひ取り入れてみてください。

【出典】『70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう』
監修:特定非営利活動法人 京都栄養士ネット  日本文芸社刊

監修者プロフィール
訪問栄養食事指導で地域の皆様の健康と栄養をサポートする管理栄養士のグループ。メンバーは京都府栄養士会の会員。2018年9月に認定栄養ケアステーションの認定を受け、京都府全域で訪問栄養指導を中心とした活動を行っている。2021年10月より機能強化型栄養ケアステーションに移行認定。在宅で療養されている方を訪問して、その方にあった食事の作り方やどの程度栄養量が摂れているか何を補えばよいかなどを、その方の嗜好や生活環境を大事にしながら、一人ひとりその人にあった形で提案し、実践してもらえる支援を目指し、多職種と連携し活動している。

 
   

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