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「最大の損失は三笘薫。彼は1対1においてリーグトップ5に入る選手」 得点力ガタ落ちのブライトンが欠いている“創造性”

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「最大の損失は三笘薫。彼は1対1においてリーグトップ5に入る選手」 得点力ガタ落ちのブライトンが欠いている“創造性”(C)theWORLD

ここ8試合で3ゴールしか奪えていない

ロベルト・デ・ゼルビ率いるブライトンには、美しいパスワークで魅せる攻撃的なチームとのイメージがあるだろう。しかし、ここ2か月のブライトンは得点力を欠いている。

リーグ戦直近8試合で奪った得点は僅か3ゴールで、しかもそのうち2ゴールはオウンゴールによるものだ。リーグ順位は12位まで後退しており、チーム状況は明らかに悪い。

苦しんでいる理由の1つは怪我人の多さだ。今季のブライトンは主力に怪我人が続出しており、英『sky Sport』はその中でも日本代表FW三笘薫の離脱が痛すぎたと振り返る。

「今のブライトンは、我々が慣れ親しんできたデ・ゼルビのチームではなくなっている。シーズン序盤は1試合平均2ゴール近くを記録していたのだ。今季のブライトンは負傷問題に悩まされており、プレミアリーグの中でもフィットネスの問題で最も大きな影響を受けたチームの一つと言える」

「中でも最大の損失は三笘薫だ。三笘は5ゴールを奪って勝利した2月のシェフィールド・ユナイテッド戦が最後の出場となっていて、腰を痛めてシーズンを終えてしまった。三笘はドリブルと創造性でチームの攻撃に予測不可能なものをもたらす。彼は1対1においてリーグトップ5に入る選手だ」

左サイドから仕掛ける三笘のドリブルがアクセントになっていたのは間違いない。左ウイングの三笘、左サイドバックのペルビス・エストゥピニャンのコンビネーションから多くのチャンスを作ってきただけに、この左サイドが使えなくなったのは痛い。

あくまで中堅クラブであるブライトンに負傷者の穴を埋めるだけの選手層はなく、ヨーロッパリーグの戦いもあってチーム全体が疲弊してしまったところがある。負傷者を抱えたまま複数のコンペティションを戦うのは難しく、今季は苦しいシーズンとなってしまった。

 
   

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