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磐田の大卒ルーキー植村洋斗が「特別なクラブ」との一戦で奮闘。3つのポジションをこなす「信頼されてるってことだと思います」

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磐田の大卒ルーキー植村洋斗が「特別なクラブ」との一戦で奮闘。3つのポジションをこなす「信頼されてるってことだと思います」(C)SOCCER DIGEST Web
[J1第11節]横浜 1-1 磐田/5月3日/日産スタジアム

 ジュビロ磐田は5月3日、J1第11節で横浜F・マリノスと敵地で対戦。64分に先制されたものの、84分にマテウス・ペイショットのゴールで追いつき、1-1で引き分けた。

 勝点1を持ち帰った一戦を「すごく気合が入っていました」と振り返るのが、磐田のMF植村洋斗だ。

 横浜の下部組織から日大藤沢高、早稲田大と進み、今季に磐田に加入したボランチを主戦場とする大卒ルーキーだ。

「中学までマリノスのアカデミーでプレーしていましたし、そういった意味でも、マリノスというのは自分の中では特別なクラブ。やってやるぞっていう気持ちで臨みました」

 そんな植村は今季の開幕戦で右SBとして先発出場。2011年のMF小林裕紀以来、13年ぶりにクラブのルーキーとしてスタメンを掴み取ると、以降は定位置を確保し、リーグ戦9試合連続で先発に名を連ねる。しかし、前節のFC町田ゼルビア戦(2-0)ではプロ入り後初のメンバー外となっていた。

「(町田戦は)スタンドから見ていて、やっぱり選手の戦う姿勢だったり、勝ちに対する姿勢を感じました。悔しい気持ちもあったので、この試合にかける思いは強いものがありました」
【動画】磐田が追いつきドロー。横浜戦のハイライト
 横浜戦では右SBで先発すると、前節の悔しさをバネに奮闘。対峙した横浜のエウベルにしっかりと対応し、果敢な攻め上がりから2本のシュートを放った。

 61分にDF西久保駿介が入ると、右SBから一列上がって右サイドハーフを務め、80分にブルーノ・ジョゼが投入された際にはボランチへ移動するなど、ポリバレントな一面も発揮。上原力也とのパス交換から同点弾の場面に絡むなど、攻守でチームに貢献した。

「まさかこんなにいろんなポジションをやると思わなかったですけど、それだけ信頼されてるってことだと思いますし、どのポジションでもクオリティを出していかないといけない」

“古巣”との対戦で存在感を放った磐田の俊英は、チームにとって替えのきかない選手へと成長を遂げているようだ。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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