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大谷翔平が敗色濃厚の延長10回に値千金の同点適時打! ドジャースが11回にサヨナラ勝ちを収め、貯金は今季最多の「8」

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大谷翔平が敗色濃厚の延長10回に値千金の同点適時打! ドジャースが11回にサヨナラ勝ちを収め、貯金は今季最多の「8」(C)THE DIGEST
 現地5月3日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でアトランタ・ブレーブスと対戦し、4対3でサヨナラ勝ちを収め、貯金を今季最多の「8」に伸ばした。1日の試合でスタメンを外れた大谷翔平は「2番・指名打者」で先発に復帰。今季初の2盗塁を決め、バットでは延長10回に貴重な同点適時打を放つなど3打数1安打2四球と、存在感を発揮した。

 初回の第1打席を一ゴロに倒れた大谷は1点ビハインドの3回1死、フルカウントから2球ファウルで粘って迎えた8球目を見極めて四球。2アウト後、4番ウィル・スミスの2球目に大谷は二盗を敢行。今季6つ目のスチールに成功した。このあとスミスが中前打を放つと、大谷が俊足を飛ばして同点のホームを踏む。背番号17の足が、貴重な同点打を呼び込んだ。

 さらに4回裏には、6番テオスカー・ヘルナンデスが右翼スタンドに7号ソロホームランを突き刺し、ドジャースが勝ち越し。5回裏、大谷の第3打席は空振り三振に倒れた。

 投げては先発のギャビン・ストーンが6イニングを投げて5安打1四球。初回にオースティン・ライリーにソロ本塁打を許した1点のみとブレーブス打線を抑えて降板した。
  ところがドジャースは8回表、3番手ダニエル・ハドソンがロナルド・アクーニャJr.に痛い一発を浴びて2対2の同点に追いつかれる。その裏、大谷の4度目の打席は執拗な外角攻めにあうも、四球で出塁。2アウトから一塁のけん制球に飛び出したが、ファーストが落球し、大谷にこの日2つ目の盗塁が記録された。このあと一、二塁と一打逆転の場面を作るが、5番マックス・マンシーが空振り三振に倒れ好機を逸した。

 試合は無死二塁から始まるタイブレークの延長戦に突入する。10回表、ブレーブスが犠牲フライで1点を勝ち越しに成功。再び1点ビハインドで迎えたその裏、ドジャースは1番のムーキー・ベッツからの好打順。ベッツは右飛に倒れたが、続く大谷は4球目のチェンジアップを捉え中適時打でドジャースが再び同点。値千金の一打に大谷は一塁上で雄叫びを上げ、チームを鼓舞する。しかし、後続が続かずこの回は1点止まりだった。

 だが、最後にドラマが待っていた。延長11回表を無得点でしのいだドジャースはその裏。1死一、三塁と絶好機を作ると、最後はアンディ・パヘスがセンター前にぽとりと落ちるタイムリーヒット。激闘に終止符を打った。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】大谷翔平が同点打を呼び込む今季6個目の盗塁&延長10回にはチームを救う貴重な適時打も!
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