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ルクレール、スプリント予選2番手獲得に「ホッとした」レースペース全くの未知で勝負へ|F1マイアミGP

motorsport.com 日本版

ルクレール、スプリント予選2番手獲得に「ホッとした」レースペース全くの未知で勝負へ|F1マイアミGP(C)motorsport.com 日本版
 フェラーリのシャルル・ルクレールはF1マイアミGPのスプリント予選で、2番手を確保。予選での調子を取り戻しつつあることに、ホッとしているようだ。

 スプリントフォーマットで開催されているマイアミGPで、ルクレールは初日からアクシデントに見舞われた。フリー走行が始まると、序盤にルクレールはターン16でスピンしマシンをストップ。さらにクラッチのトラブルも発生してしまい、結局わずか3周しか走ることができなかったのだ。

 そんな状況で迎えたスプリント予選だったが、ルクレールは2番手を獲得するパフォーマンスを発揮した。ルクレールは今シーズン、予選においてタイヤを適切な作動ウインドウに入れることに苦労しており、それが不調の一因だったと語っていた。実際直近のレースでは日本GP予選8番手、中国GPスプリント予選7番手、その後の予選は6番手と彼の得意とする予選での結果が奮わないモノとなっていたが、今回は調子を戻してきたようだった。

 マイアミGPのスプリント予選でのパフォーマンスには安心したのではないかと訊かれた際、ルクレールは次のように語った。

「ここ2戦連続で、予選が弱点になっていたからホッとしたよ」

「中国のときから少しずつ良くなっていたんだけど、実際にそれを示せるクルマになっていなかった」

「そうした難しい週末を経て、プラクティスで1周しただけで予選に突入して、すぐに全力で走ったよ。タイヤも1セットずつしか許されていなかったから、とてもトリッキーだった」



「だけどすぐにフィーリングを掴むことができた。今シーズンの序盤からタイヤを適切なウインドウに入れるためにハードに取り組んできたことが実を結んでくれた。だからハッピーだ」

「今はたくさんの話題があるけど、このスポーツでは最後のレースが良ければ良いんだ。だから2戦連続で予選が悪かったり素晴らしい仕事ができていなかったりすると、世間では噂されはじめてしまう」

「ここからは一貫性に取り組んで、この水準を維持していく必要がある。これまでやってきたように、タイヤを常に適切なウインドウに入れる事が必要なんだ」

 なおルクレールは前述の通り、フリー走行でほぼ走れていないためレースペースも何も分からないままにスプリントレースへ挑むことになる。

「1周しかしていないから、僕はまったくレースペースについて把握していない」

「でも日曜日の決勝レースでの勝利に期待が持てるように、いいレースペースでいいスプリントにできることを心から期待しているよ」
 
   

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