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“自分だけ”の彼女がつけていた香水を吹きかける 異常な執着心 「アンダー・ユア・ベッド」本編映像

映画スクエア

 2024年5月31日より劇場公開される、SABU監督の韓国デビューとなるサスペンス映画「アンダー・ユア・ベッド」から、本編映像の一部が公開された。

 本編映像は、今でも忘れられないイェウン(イ・ユヌ)の匂いで彼女を見つけ出したジフン(イ・ジフン)が、イェウンの家を特定して近くに観賞魚店を構えたところ、偶然にも彼女が店に訪れて再会を果たすシーンから始まる。突然のあまり驚きを隠せないジフン。突っ立ったままで持っていた網のしずくが、彼の靴にしたたる。

 その後、大学生時代に隠し撮りした彼女の写真が張り巡らされた部屋に戻り、日常である彼女の監視を始める。再会した時に、学生の頃の香水の香りがする美しく輝いて彼女の姿は一切ないことにさびしさを感じたジフンは、昔の“自分だけ”の彼女との思い出にひたるように、8ミリフィルムカメラで盗撮した映像を壁に投影し、かつての彼女がつけていたドルチエの香水を吹きかけるのだった。彼女への異常な執着心が止まらない、あふれ出すいびつな愛情が収められている。

 「アンダー・ユア・ベッド」は、大石圭の小説を2019年に高良健吾主演で実写化された同名作の韓国リメイク。学生時代から誰にも名前すら覚えてもらえなかった孤独な男・ジフン(イ・ジフン)には、忘れられない女性がいた。それは、初めて大学の講義中に名前を呼んでくれたイェウン(イ・ユヌ)だった。 数年後も忘れられないジフンは、彼女を探し出して再会を果たすも、彼女は覚えていなかった。再び彼女に強烈に惹かれたジフンは、イェウンを24時間に渡り監視するようになる。そして、ジフンが夫であるヒョンオ(シン・スハン)から、激しいDVを受けていることを知ってしまう。

 孤独な人生を送る男・ジフン役には、「新米史官ク・ヘリョン」「青い海の伝説」などさまざまなジャンルのドラマや映画で活躍中のイ・ジフン。ジフンが思い続ける女性・イェウン役を、新人女優のイ・ユヌが務める、夫から激しいDVを受ける役を体当たりで演じる。さらに、暴力を振るうイェウンの夫役を、舞台や映画を中心に活躍するシン・スハンが演じている。「蟹工船」「うさぎドロップ」「砕け散るところを見せてあげる」などのSABU監督による韓国デビュー作となる。

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【作品情報】
アンダー・ユア・ベッド
2024年5月31日(金)全国ロードショー
配給:KADOKAWA
©2023, Mystery Pictures, ALL RIGHTS RESERVED

 
   

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