能登半島地震の被災地、輪島市などでは地震後の断水が今も続いていて水の確保が課題になっています。こうした中、東京都では、地震に備えて深く掘った井戸の整備が進められています。
【映像】輪島朝市の大規模火災の様子
能登半島地震では、輪島朝市での大規模火災で消火用の水の確保に苦労したことが報告されているほか、4月30日の時点で輪島市などの約3800世帯が断水したままです。この水の問題の解決に期待されているのが、地下水の活用です。
東京消防庁では首都直下地震も見据えて、地下深くから水をくむ「深井戸」の整備を進めています。現在、5つの区の12カ所におかれています。
「深井戸は、無限に消火用水として使用でき、活動終息後は生活用水に活用できる」(東京消防庁担当者)
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東京消防庁は新たな深井戸も含めた災害時の水の確保に関して、調査を続けるということです。(ANNニュース)