原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる“核のごみ”の最終処分地の選定をめぐり、「文献調査」の受け入れを検討している佐賀県玄海町に対し、経済産業省は1日、実施の申し入れを行います。
【映像】下堀放射性廃棄物対策課長のコメント
「町議会の方でも前向きな請願を採択されたというところなどを踏まえて、国から申し入れを行う」(資源エネルギー庁・下堀放射性廃棄物対策課長)
玄海町では最終処分場の選定をめぐり、第一段階となる「文献調査」を受け入れる請願を26日に議会で採択しました。
これを受け経産省は1日午後、幹部が玄海町を訪れ、町長に対し、実施に向けた申し入れを行うと発表しました。受け入れの最終的な判断について町長は「5月中には決断する」としています。(ANNニュース)