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ホルモンの街で発見!材木屋さんのホルモンとは!?簡単でおいしいガツ刺しも

テレ東プラス

ニッポンの「リアルなご飯」にスポットをあて、「あなたのご飯見せて下さい」を合言葉にリポーターが全国を旅する「昼めし旅」(毎週月~金曜 昼12時00分)。その土地ならではのお昼ご飯や人気店、魅力的なご飯を紹介します。


4月19日(金)は、春の埼玉県秩父市で昼めし旅。秩父といえば「ホルモン」。秩父市内はコンビニエンスストアの数よりもホルモン屋さんの数が多く、ホルモンは地元の人たちに愛され続けているソウルフードです。

【動画】ホルモン焼きサラダからガツ刺しまで。ホルモンの街ならではの家庭料理が続々登場!

もともと畜産が盛んで養豚場が多かった秩父周辺。ホルモンは傷みやすく、遠方に出荷できなかったため地元で細々と食べられていました。昭和30年代に、ダム工事で秩父に来ていた関西の職人さんたちがホルモン料理を広めたといわれています。20年ほど前からまちおこしの一環として観光協会が「ホルモンの街 秩父」をPR。「秩父ホルモン」の名は、全国区に。
今回ご飯調査をするのは、ホルモンが大好きというお笑いコンビ「はんにゃ」の川島章良さんです。


栄養満点!ご飯が進む「ホルモン焼きサラダ」


「ホルモンを使った昼ご飯が見たい」と地元の方にお話を聞いたところ、「材木屋さんなのにホルモンを売っているお店がある」と驚きの情報を入手しました。なぜに材木屋さんでホルモン!? 謎を解明するため、さっそく向かうと、「秩父の材木屋ホルモン」の文字を発見! 事務所にお邪魔して、社長・幸島潔さんの妻で経理を担当している綾子さんに、ホルモンを販売することになった経緯を教えていただきました。


昭和37年に創業した友愛商事では、年に3~4回、顧客(大工さん)向けに開催する材木の展示即売会を開催。その際、自家製の味付けホルモン焼きを食べながら商談をするスタイルを、先代から50年以上続けているといいます。それが大工さんたちの間でおいしいと話題になり、商品化することになったそうです。謎が解けたところでいつものお願いを…、

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

「ホルモン焼いちゃおうかな~」という嬉しいお言葉とともに交渉成立!

およそ1時間の休憩時間にお昼ご飯を作って食べてお昼寝も済ませるらしく、時短のため簡単にできる「ちゃちゃっと飯」を作るべく、サクサクと調理を進めていきます。


ここで登場したのが「秩父の材木屋ホルモン」(税込1200円)。袋の中に詰まった豚ホルモンを見た川島さんも思わず「デカい」と声をあげるほど、お肉が大きい! 職人さん好みの醤油、味噌、ニンニクなどをベースにしたパンチのある味付けが特長です。

熱々の鉄鍋に、豚ホルモンと、食べやすいサイズに切った玉ねぎを投入。汁が出てくるのでからめるように炒めるのがコツだそうです。炒めている間に、あらかじめ切っておいたレタスと今が旬の新玉ねぎをお皿に盛り付けます。

お肉にほどよく焼き目がついたところで、野菜の上に大胆に乗せて「ホルモン焼きサラダ」の出来上がり! ここまでの所要時間は10分ほど。


こちらが幸島さん家の昼ご飯。

メインの「ホルモン焼きサラダ」はパンチのあるホルモンのたれがシャキシャキの野菜に染みわたり、絶妙なバランス! マヨネーズを加えるとまた違った味わいを楽しめるそうです。
埼玉県産の深谷ネギの味噌汁、秩父の伝統野菜・しゃくしなの漬け物炒め、ニンジンしりしりとともにいただきます。

「お肉が柔らかい! 辛すぎず、これはご飯が進みます」と、ご相伴にあずかった川島さんは大絶賛! 豚ホルモンを販売するようになってから、これまで来店する機会がなかったいろいろな層のお客さんとのお話が楽しいと語る綾子さん。しっかりお昼寝して午後からのお仕事も頑張ってくださいね。貴重な休憩時間にご協力いただき、ありがとうございました!

子どもたちが腕を振るう!絶品「ホルモン焼きうどん」



ご飯調査を続けます。「食彩秩父じんじんばあ」で、これまた秩父名物「みそポテト」を楽しみつつ向かったのは大通り。しかし調査は難航、雨も降ってきたので晩ご飯調査に変更することに。雨の中、大量の駄菓子を手に帰宅する男性に声をかけました。なんとホルモン焼き屋さんを経営されているとのこと。4人のお子さんたちにも「ホルモンの英才教育」を施しているそう! こんなミラクルはなかなかないということで、例のお願いを…

「あなたのご飯、見せてくださ~い」!

妻・伊保奈さんに快諾をいただき交渉成立!


秩父の大通り沿いにある「大衆焼肉ホルモンながしま」を営む長島祐馬さん。2018年にオープンしたお店は年中無休のためなかなかお休みが取れないそうですが、この日はたまたま休みを取り、家族揃ってご自宅で晩ご飯を食べる日とのこと。

0歳、5歳、7歳、8歳のお子さんたちで賑やかな長島家。伊保奈さんに晩ご飯のメニューを伺ったところ自家製ホルモンを使った晩ご飯を作るそうで…「ホルモン」という言葉を聞いた瞬間に「ガツ刺し!ガツ刺し!」と叫んだのは5歳と7歳の息子さんたち。本当に大好きなんですね。


では、お子さんの大好物「ガツ刺し」作りから。ガツはにおいを取り除くため湯引きしてから、水で洗って冷やします。においがしっかり取れたら長ネギを加え、ポン酢、ごま油、レモン汁で和えます。

3歳の誕生日にお母さんから包丁をプレゼントされたという長女は、8歳とは思えぬ包丁さばきでお手伝い。手際よく海藻サラダを作ります。さらに、伊保奈さんと一緒に子どもたちが大好きな「ホルモン焼きうどん」も作ってくれるとのこと。
キャベツ、にんじん、玉ねぎ、エノキなどあらかじめ切っておいた野菜をごま油で炒めます。するとリビングから赤ちゃんの鳴き声が! 伊保奈さんが赤ちゃんのお世話をする間、料理の主導権は長女にバトンタッチ。

炒めた野菜にお店の自慢のホルモンを投入し、焦げないように手際よく炒めていきます。そこへ長男が3玉のうどんを投入! 焦げないように慎重に炒めていきます。


こちらが長島さん家の晩ご飯。お子さんたちの大好物「ホルモン焼きうどん」と「ガツ刺し」を中心に、栄養満点の野菜・アレッタをポン酢で和えたおひたし、野菜のグリル焼き、海藻サラダなど家族の健康を考えたメニューが並びます。
ホルモンをこよなく愛するお料理好きのお子さんたち。将来が楽しみですね。ごちそうさまでした!
 
   

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