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『東京タワー』上川隆也が永瀬廉の父親役に 「また違った一面を見せていただきました」

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(左から)永瀬廉、上川隆也 ©︎テレビ朝日

 永瀬廉主演のテレビ朝日系オシドラサタデー『東京タワー』の第2話に、上川隆也がサプライズ出演した。

参考:『東京タワー』“危険信号”を放つ永瀬廉に釘付け 『厨房のありす』との振り幅も魅力に

 本作は、直木賞作家・江國香織による同名恋愛小説をドラマ化するラブストーリー。21歳の青年・小島透(永瀬廉)と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛を描く。透&詩史とともに、松田元太演じる大学生・大原耕二とMEGUMI演じる孤独を抱える主婦・川野喜美子の危うい関係性も描かれる。

 上川が演じたのは、透の母親・陽子(YOU)の友人で有名カメラマンの本多高志役。今や写真展を開くほどの人気カメラマンとなった本多だが、駆け出しの頃には詩史をモデルに写真を撮ったことも。その縁もあって写真展には詩史も姿を見せており、そこで透と詩史は思いがけず再会することに。透と詩史を再び繋ぎ合わせることになる、重要な役どころとしての出演した。

 2023年に放送されたドラマ『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)で永瀬と共演した上川。自身は警察庁のキャリアを演じ、永瀬とは確執のある親子関係という役どころだった。今作では友情出演という限られた共演時間ではあったものの、「佇まいに憂いを纏わせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現している」と、初の恋愛ドラマ主演に挑む永瀬の演技を絶賛。「また違った一面を見せていただきました」と“息子”の姿に目を細めた。

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上川隆也 コメント
限られた出演になってしまったのは実に残念でしたが、お声がけいただけたことは本当にうれしかったという言葉に尽きます。

永瀬廉との共演、印象について
永瀬廉さんと1年前に『ラストマン-全盲の捜査官-』でご一緒した際は、確執を間に挟んだ親子関係を繊細に演じていらっしゃったのが印象的でしたが、薄氷を踏む様な想いで許されぬ恋に落ちて行く青年と云う今回の役柄では、佇まいに憂いを纏わせつつ、揺れる気持ちを扱いあぐねている感情を細やかに表現していく姿に、また違った一面を見せていただきました。

写真展を開くほどの人気写真家・本多高志を演じた感想
恐らく透は、本多のことを深く心に刻むことはないでしょう。しかし、彼の撮った詩史の写真の事は一生忘れない筈です。いつか透があの一枚を思い出す時に同時再生されるであろう本多の一言が、意味のある物になるよう演じました。

東京タワーの思い出やエピソード
仕事柄、地方や海外で長く過ごすことがありますが、それを終えて「帰ってきた」と思わせてくれるのはいつも、車窓や機内から見る東京タワーの姿です。
とあるドラマの最終回のラストカット。財前直見さんと二人で、今は『トップデッキ』と呼ばれているかつての特別展望台の屋根に上がり乾杯を交わした撮影は、今でも素晴らしい想い出です。
(文=リアルサウンド編集部)

 
   

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