とはいえ、昭和オヤジから見た目の話題&下ネタを取り上げたら、ゆとり世代やZ世代の若者と何を話したらいいものやら‥‥。
そこで、伝家の宝刀スキンシップで「残業中の部下に『調子はどーだ?』とモミモミ肩揉み」した場合はどうだろう。
いきなりこの項目にNGを出したのが芸人のユリオカ超特Q氏だ。
「調子はどーだ? の声かけだけならギリギリOK。今の時代、頭ナデナデも含めて接触はダメでしょう。かといって接触しなきゃいいってものでもなく、エアーで肩モミポーズを手でしても、かえって気持ち悪さが増しますしね」
禁煙パイポCMの「これで会社を辞めました」で大流行した「小指立て」や面と向かってできない嫌な上司にしていた「エンガチョポーズ」は今や昔。石原氏も接触する肩揉みはダメと断罪。さらにここ数年でよさそうでダメになったものに軒並みNGを宣告する。
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「『ペロッと指を舐め、ページをめくる』行為ですね。これ、私61歳なんですけど、もう指がカサカサに乾くんですよ。スーパーなんかでやっちゃいがちですが、コロナ以降、唾液は完全にNGになりました」
また、石原氏は「かわいいだろ〜」自慢の息子・娘の家族写真を部下に見せびらかす項目をNGに指定。
「非常に迷惑。ハラスメントの1つに押しつけというのがあります。これは見せられた側は『誉める』というリアクションしか選択肢がない。誉めを強要してるわけです。まだそれなら『残業しろ』と強要された方がマシ。ペットのワンちゃんやネコちゃんなどの写真も同様。相手に気を遣わせちゃダメなんです」
軽い気持ちでスマホ内にあるアルバムを見せたつもりが、知らず知らずのうちに相手の意思をないがしろにしていたとしたら‥‥。十分に気をつけたい。
石原氏はこうアドバイスする。