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レインボープライドで物議の“緊縛ショー” 出展者を直撃「HIVと梅毒の検査が一番の目的」

ABEMA TIMES

 その上で、「このワンコイン検査の安さにこそ注目してほしいと思う。HIVも警戒が必要な水準であり、梅毒に関してはかなりの広がりを見せている中、いろんな感染の機会があるような人たちが訪れるので、表でショーを行うことで、より気軽に裏から入りやすくなるという面はあるだろう。そういう文脈まで含めた上で、ゾーニングはやった方が良かったという議論は分かるが『そもそもショーをやらない方がいい』『こういうイベントそのものがダメ』という主張はやや乱暴すぎるのでは」と懸念を示した。

 一連の騒動を受けNPO法人東京レインボープライドは「イベント開催中に出展ブース内で過度な表現をしているというご連絡を受け、スタッフがすぐに現場へ駆けつけ、出展者にはやめていただくよう注意を行い、その後同じような表現がないようお約束をしていただきました。これからも多様な誰もが参加できる場づくりを心がけ運営にあたってまいりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と声明を出している。

 小吹氏は「(声明文の中に『同じような表現がないように』とあったが)今後はバランスを取りながら、外からの意見もいただいて議論し、コンセンサスを取りつつ、 2030年にはHIVの流行を終結させるために一丸となっていきたい」と語った。

 最後に小吹氏は「緊縛に関してはあえてアートという部分を捉えた。『SMで暴力的なことがないように』という配慮があり、緊縛ショーの後には生け花もあり、演出のテーマは『戦争と平和』だった。その部分が知られなかったのは残念だ」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)

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