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快進撃を続けていたルーキー・西舘勇陽にプロの洗礼…谷繁元信氏「バッテリーの意思が両方同じだったか」と捕手目線で疑問

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快進撃を続けていたルーキー・西舘勇陽にプロの洗礼…谷繁元信氏「バッテリーの意思が両方同じだったか」と捕手目線で疑問(C)ベースボールキング

◆ 「キャッチャー的な経験で言うと…」

 巨人がDeNAに逆転負け。終盤まで僅差で進んだ好ゲームも、終わってみれば7-2まで点差を広げられ、完敗となってしまった。敗戦の原因はここまで無失点と快進撃を続けてきたルーキー・西舘勇陽の乱調だった。

 26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた谷繁元信氏は「同点の場面で佐野がセンターオーバーのところ。これは最後に勝負行ったのが、コントロールミスで打たれたので、そこはしょうがないかなと思うんですよね。インサイドに空振りを取りに行くか、詰まらせようとしたカットが多分抜けた。逆玉になってるから力のないボールが行ってしまったので、勝負としてはしょうがないと思うんですよね」とここは割り切れると解説。

 次の牧秀悟のレフト頭超えの勝ち越し打に「カットでツーナッシング。そこからインサイド。 牧もインサイドがもしかしたら来るかも、アウトコースにもある程度と両方待ちながらで詰まったけども、打ったっていう感じだと思うんですよね」と牧の狙いを分析。

 そのうえで「キャッチャー的な僕も経験的に言うと、ツーナッシングから勝負いくのは構わないと思うんですよ。全然。でもこの場面で大城(卓三)がボール球を要求してたのか。それでピッチャーもボールを投げようとしたのか。それとも大城が勝負に行ってんだけども、西館はボールにしようとしたのか。その辺の意思疎通がすごく大事だったのでは。バッテリーの意思が両方同じだったかどうかっていうのが大事だなと思いました」と2人の共通認識が合っていたのかに疑問が残ると言及した。

 また解説者の館山昌平氏は「カウントを整えるとき、しっかりと曲げに行ってファールを取るとか意図が見えたんですよね。ただ追い込んだ後はちょっと力勝負になってるというか、少しアバウトに行ってしまってる。やっぱりそこはキャッチャーとの意思疎通で、もう1個厳しくとか、ここは絶対ファールだよとか、ここがボールなのだよっていうところを、やっぱりルーキーには優しくリードしてあげるのも1つかなと思うんですよね」と大城に一層の配慮を求めていた。

 大事な場面での一球で、勝負の分かれ目が決まるプロ野球。OBたちの目線はこの日も厳しかった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

 
   

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