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【ユニコーンS予想】地元のアドバンテージで関西馬が大活躍! 関東馬が好走するために必要な条件とは

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【ユニコーンS予想】地元のアドバンテージで関西馬が大活躍! 関東馬が好走するために必要な条件とは(C)netkeiba.com

 今週の土曜日は、京都競馬場でユニコーンステークス(GIII・ダート1900m)が行われます。

 昨年まではジャパンダートダービーの前哨戦として行われていたユニコーンSですが、今年からは東京ダービーのトライアル競走として生まれ変わります。それに伴い、これまでの東京ダート1600mから京都ダート1900mと条件も変更されています。

 これまでのユニコーンSとはレース名こそ同じものの、傾向は全く違ってくる可能性が大いにあります。そこで、今回は14年以降に京都ダート1900mで行われたオープン特別以上の競走から傾向を探っていきたいと思います。

 14年以降の京都ダート1900mでのオープン特別以上の競走は18レースが開催されており、関西馬が17勝2着18回3着17回と圧倒的な良績を残しています。関西馬は輸送の負担が少ないですし、走り慣れている京都である事がアドバンテージになるのではないかと考えられます。対して、関東馬は1勝3着1回と大苦戦。関西馬に比べて有利な材料が少ない関東馬は能力や適性が秀でていないと好走するのは難しいのかもしれませんね。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 今年のダート重賞では【残った馬】や【注目の穴馬】が結果を残しています。アンタレスSは【注目の穴馬】として取り上げたミッキーヌチバナが5番人気で優勝。フェブラリーSでは【残った馬】のペプチドナイルが11番人気ながら1着となり高配当を演出しています。

 今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!

 ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。

【条件】
関東馬(ただし、父シニスターミニスターは除く)
[0-0-0-48]複勝率0%
該当馬:アラレタバシル、サトノエピック、ピュアキアン、ミッキーファイト、ラオラシオン
(過去の該当馬:20年ハヤヤッコ3番人気10着、17年グレンツェント2番人気10着、16年ロワジャルダン2番人気10着)

※特に言及のない限り、データは14年以降に京都ダート1900mで行われたオープン特別以上の18レースを対象にしています。

 上位人気が予想されるミッキーファイトが該当しました。

 データ対象レースで好走した関東馬はシニスターミニスター産駒のダブルスターのみ。シニスターミニスターは京都ダート1900mで高期待値をマークしており、この条件に高い適性を示しています。関東馬であっても適性の高さが裏付けられていれば好走する可能性は残されます。しかし、それ以外の関東馬に好走例はなく壊滅的な成績となっています。

 該当馬に挙げたミッキーファイトはデビューから2戦2勝と負け知らずですが、関西圏への輸送経験はありません。当然ながら、京都ダート1900mを走った経験もありません。まだキャリアの浅い馬でもありますので、輸送が負担となり力を出し切れないケースも十分に考えられます。人気が有力な1頭ではありますが、リスクの高さとリターンの少なさを考えると軽視するべき馬と言えるのではないでしょうか。

 はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。


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