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「長距離戦は騎手で買え」の格言 天皇賞(春)を前に分析してみた

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「長距離戦は騎手で買え」の格言 天皇賞(春)を前に分析してみた(C)netkeiba.com

 昔から「長距離は騎手で買え」と言われる。では、どの騎手を買えば的中に近づけるのか。天皇賞(春)を控え、勝率、複勝率、回収率などから、3000m以上で注目したい騎手を紹介する。

 10年以降の芝3000m以上のレース、全94鞍が対象だ。勝率、複勝率ともにトップはルメール騎手だが、現在はケガで休養中。長距離戦に10回以上騎乗しており、天皇賞(春)に騎乗予定がある騎手に限ると、勝率は岩田望来騎手が15.8%、複勝率は武豊騎手が37.5%でトップとなっている。前者はスマートファントム、後者はサリエラで参戦する。

 また、回収率は和田竜二騎手が優秀だ。単勝が109%、複勝が117%。さすがはデビューイヤーにステイヤーズSを制したジョッキーだけある。天皇賞(春)はディープボンドとのコンビで目下3年連続2着。今年は伏兵プリュムドールを駆って、01年のテイエムオペラオー以来となる23年ぶり3勝目を目指す。

 人気馬に騎乗予定の騎手もチェックしよう。ドゥレッツァの戸崎騎手は[1-3-4-21]の勝率3%、複勝率28%。直近の長距離GIでは、19年の天皇賞(春)がグローリーヴェイズで2着、20年の菊花賞がサトノフラッグで3着、21年の天皇賞(春)がカレンブーケドールで3着と、惜敗が目立つ。この視点でいくと、ドゥレッツァも3連単の2&3着に据えるのが正解かも。

 一方、テーオーロイヤルの菱田騎手は[3-0-2-3]の勝率38%、複勝率63%と好成績だ。そのほとんどがテーオーロイヤルとのコンビによるものとはいえ、長距離は得意といえる。モレイラ騎手は3回しか騎乗経験がなく、18年の菊花賞がグロンディオーズで13着、昨年のダイヤモンドSがスタッドリーで10着、同じく菊花賞がタスティエーラで2着だった。ここでJRAの長距離初勝利となるか、その手綱捌きに注目したい。

 
   

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