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ロバーツ監督が山本由伸を包み込んだ…好投直後に示した信頼と安堵 アツい祝福に心温まるファン続出

ABEMA TIMES

【MLB】ナショナルズ1-2ドジャース(4月25日・日本時間26日/ワシントンD.C.)

 ドジャース山本由伸投手が、自身6度目の先発登板で6回を投げ、被安打4で7奪三振の無失点と好投し、今季2勝目を挙げた。5回にはあわや顔面直撃かという強烈なピッチャーライナーを受けるなど、ヒヤリとするシーンもあった中、6回のピンチをしのいでベンチに戻る瞬間、ロバーツ監督が長く熱いハグで出迎え、耳元で労いの言葉をかける一コマがあった

【映像】熱投した山本にロバーツ監督の熱いハグ

 山本は前回登板までの成績が5試合、22回を投げて被安打20、四死球6で12失点(自責11)、防御率4.50で1勝1敗。投手単独としてはメジャー最高額の超大型契約を結んで、鳴り物入りでドジャース入団を果たしたものの、ここまではその契約に見合う活躍とは言えない内容だった。NPBとメジャーの違いがあるとはいえ、昨シーズンは被本塁打が2本だったところ、既に3本を浴びている。また自身のメジャー初戦となった3月21日から、立ち上がりの初回に失点するケースが目立ち、前回のメッツ戦後にはロバーツ監督もMLB公式サイトに対して「なぜ最初の数イニングだけ(不安定)なのか。なぜ球数が増えて、試合が進むにつれて彼が落ち着くのか分からない。掘り下げていきます。今は答えが分からない」とこぼしていた。

 この日は初回、簡単に2アウトを取った後、オリックス時代の同僚でもあった3番メネセスと対戦すると、フルカウントから真ん中低めに投げ込んだストレートが、ゾーン低めに外れたかと思われたが、球審のラッキーな判定にも救われて見逃し三振。鬼門の初回を無事にくぐり抜けると、2回にもらった1点を丁寧なピッチングで6回まで守り抜いた。

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 本人もロバーツ監督も肝を冷やしたのは5回だ。先頭ロサリオの強烈な当たりが一直線に山本の顔面付近に向かってきたが、これを瞬間的に体をひねり、顔を避け、しかもグラブを出して好捕。心配したロバーツ監督もすぐさまマウンドに向かい様子を見たが、無事に続投。6回は2死一、二塁と一打同点のピンチを招いたが、ルイーズをショートゴロに。事前に投手コーチから声をかけられ、おそらく6回までと伝えられていた山本が、最大の危機を乗り越えてベンチに戻ると、真っ先にロバーツ監督が身を乗り出し、我が子を抱くかのごとくに熱いハグで出迎えていた。

 なおロバーツ監督は試合後、取材で「今までで一番いい先発登板」と絶賛。強烈なピッチャーライナーのシーンについては「(山本が)死にかけたと言っていた」と語り、周囲の笑いを誘っていたという。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

 
   

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