「円」を電子データにした「デジタル円」。この未来の決済インフラを作るためには、民間と中央銀行の協力が必要だと山岡氏は言う。
「例えば、Suicaは非接触型であっという間に(決済)処理できるが、そんなに大きな金額には使われていない。だが、CBDCと連携すれば民間の優れた技術を中央銀行の信用も使いながら大規模な取引にも応用できるかもしれない。あるいは、お金そのものにプログラムを組み込んで『約束していた物が実際に届くのを確認した瞬間に決済する』などといった取引の自動化もできるかもしれない。可能性はいろいろ広がっていく」
(『ABEMAヒルズ』より)