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スクデット獲得のインテルで出番はたった153分のみ…… 中盤の“6番手”になったMFの1年

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スクデット獲得のインテルで出番はたった153分のみ…… 中盤の“6番手”になったMFの1年(C)theWORLD

優勝決めたミラン戦もベンチのまま

先日のミラノ・ダービーを制し、今季のセリエA制覇を決めたインテル。若手からベテランまで上手く融合したチームで、指揮官シモーネ・インザーギは主力からバックアッパーまで巧みにまとめ上げてきた。

しかし、ほとんど出番を得られなかったバックアッパー組もいる。今季のリーグ戦で153分間しかプレイできていないMFデイヴィ・クラーセンだ。

クラーセンは昨夏にアヤックスからフリーでインテルに加わったが、インテルの中盤にはハカン・チャルハノール、ニコロ・バレッラ、ヘンリク・ムヒタリアンの主力3人に加え、ダヴィデ・フラッテシ、クリスティアン・アスラニも控えている。クラーセンは実質6番手と言ったところか。

リーグ戦で最後に出番をもらったのは3月9日のボローニャ戦で、その出番も僅か10分だけだ。そこからはベンチに座ったままで、ミランとの一戦も出番はなかった。

『Ziggo Sport』にて、クラーセンは「プレイタイムが限られているというのは、簡単なものではない。ただ、チームと契約したからにはサポートし続けないといけない」と今季の戦いを振り返っている。

アヤックスでは得点に関与できるMFとして一定の評価を得ていたが、インテルではスクデットを獲得しながらも悔しいシーズンとなってしまった。

 
   

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