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【新日本/スターダム】新日本がスターダムを子会社化 おもにバックオフィスで連携

プロレス/格闘技DX

【新日本/スターダム】新日本がスターダムを子会社化
 おもにバックオフィスで連携(C)プロレス/格闘技DX

 新日本は23日、スターダムの子会社化を発表した。

 新日本プロレスリング株式会社が6月28日付で株式会社ブシロードファイトの全株式を取得することが取締役会で決議された。これに伴い、ブシロードファイトは同日付で「株式会社スターダム」に社名変更し、新日本の完全子会社となる。

 「ブシロードグループのスポーツユニットにおける事業の重複業務を削減し、事業効率の向上を図る」のが目的。これまで新日本とスターダムは同じブシロードグループとして合同興行の開催、新日本の大会におけるスターダム提供試合の実施など協力関係を続けてきた。今後はこれまで以上にガッチリとタッグを組み、経理、営業、広報など、いわゆるバックオフィスの面で相互連携を強化。両団体とプロレス界のさらなる発展を目指していく。

 新日本・棚橋弘至社長は「大会日程の調整や会場の確保も連携していくことでビッグマッチの日程をなるべく被らないようにしたり、プロモーション活動やスポンサー営業なども協力していく。連携を強めるために、子会社化して意思決定を迅速にし、経営の効率性を高めていくことが、それぞれのプロレスを日本中そして世界中のより多くの皆様にお届けすることにつながる」と新体制の狙いを説明。昨年12月1日付でブシロードファイト社長に就任したばかりの岡田太郎社長は「リング上の協力もさることながら、バックオフィスの部分でも連携することにより、日本のプロレスの素晴らしさをより広く世界中の皆様にお届けできると考えております。もちろん、それぞれのリング上は変わらずに今後も進化を続けてまいります」と意気込んでいる。

 新日本からの発表は以下の通り。


☆ブシロードグループ再編に伴う株式会社ブシロードファイトの株式取得についてのお知らせ

 当社は、先日開催されました取締役会において、親会社である株式会社ブシロード(以下、「ブシロード」)より、株式会社ブシロードファイト(以下、「ブシロードファイト」。2024年6月28日に株式会社スターダムに社名変更予定。)の全株式を取得することについて決議いたしました。

 これにより、2024年6月28日付(予定)でブシロードファイトは当社の完全子会社となりますので、お知らせいたします。

1.株式取得の目的
ブシロードグループのスポーツユニットにおける事業の重複業務を削減し、事業効率の向上を図るため。

2.日程
株式譲渡の効力発生日: 2024年6月28日(予定)

3.ブシロードファイトについて

(1)会社名
株式会社ブシロードファイト
(2024年6月28日に株式会社スターダムに社名変更予定)

(2)所在地
東京都中野区中央一丁目38番1号

(3)設立年月日
2016年8月1日

(4)代表n代表取締役社長 岡田太郎

(5)事業内容
「スターダム」運営

(6)資本金
100,000千円

4.各社代表からのコメント
【新日本プロレスリング代表取締役社長 棚橋弘至からのコメント】
合同興行、IWGP女子王座やSTRONG女子王座の設立など、さまざまな形で協力をしてきた新日本プロレスとスターダムですが、バックオフィスの部分でも連携できることがまだまだたくさんあります。大会日程の調整や会場の確保も連携していくことでビッグマッチの日程をなるべく被らないようにしたり、プロモーション活動やスポンサー営業なども協力していくことで、より幅広い層にアピールすることができます。

 連携を強めるために、子会社化して意思決定を迅速にし、経営の効率性を高めていくことが、それぞれのプロレスを日本中そして世界中のより多くの皆様にお届けすることにつながると考えました。

 ファンの皆様、今後とも新日本プロレスならびにスターダムを応援のほど、よろしくお願いいたします。


【ブシロードファイト代表取締役社長 岡田太郎からのコメント】
2019年よりスターダムがブシロードグループの一員となってから、東京ドームでの提供試合、IWGP女子王座やSTRONG女子王座(NJoA管理)の設立、2022年11月の合同興行など、様々な形で新日本プロレスと協力してまいりました。

 そこから4年以上の月日が経ち、昨年末からスターダムの体制改革を断行していく中で、よりバックオフィスでの連携ができるのではないかというところから今回の経営判断、発表に至りました。リング上の協力もさることながら、バックオフィスの部分でも連携することにより、日本のプロレスの素晴らしさをより広く世界中の皆様にお届けできると考えております。もちろん、それぞれのリング上は変わらずに今後も進化を続けてまいります。今後ともスターダム、そして新日本プロレスへのご声援、何卒よろしくお願いいたします。

 
   

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