【新日本】翌日NEVER6人タッグ戦へ拷問軍が大暴走 EVIL「ニセモノがベルトを持ってると廃れる」

『Road to レスリングどんたく 2024』後楽園ホール(2024年4月22日)
○金丸義信&EVIL&成田蓮&高橋裕二郎&ディック東郷vs棚橋弘至&石井智宏&矢野通&海野翔太&ボルチン・オレッグ×

　翌日の後楽園大会で行われるNEVER6人タッグ選手権に向けて、HOUSE OF TORTUREが王者・棚橋&矢野&オレッグ相手に大暴走。ベルト奪取に自信を深めたEVILは『PRESIDENT EVIL』Tシャツを見せつけると、「お前らみたいなニセモノが持ってるとNEVER6メンのベルトが廃れちまうよ」と言い放った。

　拷問軍のEVIL&SHO&金丸は4・14台湾大会で行われたNEVER6人タッグ王座新王者チーム決定トーナメント決勝戦で、棚橋&矢野&オレッグ組と激突。悪の限りを尽くしたものの、最後は棚橋のハイフライフローにSHOが沈み、ベルト奪取を逃した。EVILは「俺の会社なんだから、俺がもう1回やらせろとって言ったら、これは決定なんだ」と再戦を要求。4・23後楽園大会ではEVIL&裕二郎&金丸の布陣でタイトルに挑むことが決定に。その前哨戦として決戦前日に両軍が10人タッグマッチで対戦した。

　のっけから拷問軍が奇襲を仕掛けてペースを奪取。ラフファイトで矢野を蹂りんしていく。EVILは社長の棚橋の前で「俺が社長だ」とアピール。金的攻撃で棚橋を制裁した。棚橋もお株を奪う金的攻撃で巻き返したものの、狡猾なEVILはオレッグをコーナー金具に激突させると、総出で集中砲火。東郷は股間にチョップを叩き込んだ。

　王者組も矢野のマンハッタンドロップ、棚橋のスリングブレイド、オレッグのボディプレスを立て続けに金丸に決めて挽回。オレッグは軽々と俵返しでぶん投げたものの、最後は裕二郎のスティック攻撃から金丸がコーナー金具への衝突を誘って、サムソンクラッチでクルリ。まんまと3カウントを奪った。

　試合後、拷問軍は王者トリオを蹂りん。ベルトを奪い取ると、EVIL&裕二郎&金丸は倒れる棚橋らを踏みつけながら勝ち誇った。

　試合を決めた金丸は「あいつ、単なる筋肉バカだろ? もうちょっとここ(頭)とここ(腕)を使ってこいよ」と余裕タップリにオレッグに通告。裕二郎も「お前のやっていることはよ、ただのアマチュアレスリングなんだよ。俺たちHOUSE OF TORTUREが明日、本物のプロフェッショナルレスリングを見せてやるよ。これ、マジ!」とオレッグを酷評した。

　EVILは「反則ばかりの棚橋弘至よ、お前はロクでもねえな、この野郎」と棚橋社長を糾弾。自らが本物の社長だと言わんばかりに『PRESIDENT EVIL』Tシャツを見せつけると、「お前らみたいなニセモノが持ってると、NEVER6メンのベルトが廃れちまうよこの野郎! いいかオイ、明日は大人しく寄こさんかい、この野郎。わかったか、よく覚えておけ」と迫った。