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【青葉賞】1番人気は複勝率90.0% 有力なのは2400m経験馬ウインマクシマム、ショウナンラプンタ

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【青葉賞】1番人気は複勝率90.0% 有力なのは2400m経験馬ウインマクシマム、ショウナンラプンタ(C)SPAIA

少ないキャリアと2400mの経験

青葉賞組からダービー勝ち馬が出ていないが、この2レースの相性が悪い理由はいくつかある。

ローテーションも難局かもしれないが、メンバーレベルもダービーとはかなり異なる。かたや皐月賞上位の優先組と、皐月賞は敗れたがそこまで一連のトライアルを勝ち抜いた馬たち、そこに各ダービートライアルの勝ち馬が加わる、まさに選ばれし18頭。一方の青葉賞は中1週になる皐月賞組は不在、一連のトライアルで敗れて皐月賞に出られなかった馬たちと、そもそも皐月賞に間に合わなかった遅めの馬たち、そして最初からダービー一本の素質馬たちが顔を合わせる。

昨年の勝ち馬スキルヴィングのようなダービー照準の好素材が強い傾向にあり、それだけダービーよりメンバーレベルが劣る。当然、流れやレースレベルも異なり、そのギャップが相性の悪さの要因だ。裏を返せば、皐月賞上位を越えられる馬があらわれるとき、この歴史も終止符を打つだろう。今年もその一点を楽しみにしよう。データは過去10年分を使用する。


1番人気は【3-3-3-1】勝率30.0%、複勝率90.0%と圧倒的。さすがにチャンピオンコースの芝2400mでダービーへの切符を懸けた一発勝負。期待馬の準備は並大抵ではない。体調が原因で敗れることはまずなく、展開の紛れがあったとて、優先出走圏内をはずすことはない。以下、6番人気【1-0-2-7】勝率10.0%、複勝率30.0%までが圏内で、7番人気以下の伏兵はないことはないが、少し苦しい。


キャリアでみると、3戦【3-3-1-23】勝率10.0%、複勝率23.3%から6戦【2-1-1-13】勝率11.8%、複勝率23.5%がゾーンといえる。3~6戦のうち、前走2400m1着【5-1-2-8】勝率31.3%、複勝率50.0%。アドミラブル、プラダリア、スキルヴィングなどがこのパターンで青葉賞を勝った。今年はウインマクシマム、ショウナンラプンタなどが該当する。

近年不振の大寒桜賞

明らかにダービーを意識した2頭のほかに、2000mのフリージア賞を勝ったマーシャルポイントも当然、狙いはダービー一本。ほかに重賞で敗れたトロヴァトーレ、パワーホール、コスモブッドレア、大寒桜賞を勝ったシュガークンなど、皐月賞組を除いたなかではベストに近い組み合わせになった。


前走クラス別では、まず前走GⅡ【2-1-0-15】勝率11.1%、複勝率16.7%、GⅢ【1-2-1-15】勝率5.3%、複勝率21.1%に注目。まずは皐月賞に向けた重賞に出走していた既成勢力に注目していこう。


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好走馬を出したのは京都2歳Sを除き、3歳1~3月の重賞ばかり。特に関東の重賞が並ぶ。上記コスモブッドレア、パワーホールなどが合致する。重賞4着以内【2-3-1-9】、5着以下【1-0-0-21】。2頭ともこれをクリア。今度こそクラシック出走をつかんでほしい。


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