外食産業の主要100社のうち、2024年中に値上げすると発表した企業は3割程度にとどまることがわかりました。
【映像】主要外食産業100社のうち 値上げ3割程度
帝国データバンクによりますと、主な外食100社のうち2024年(15日時点)値上げを実施、または予定する企業は26社となりました。
比較的単価の低いチェーン店や、高額なコース料理店の一部にも広がったものの、全体の3割弱にとどまり、過去2年間より鈍化傾向がみられるということです。値上げの要因は「原材料費」の上昇が最も多く、人材確保のための賃金アップも目立ちました。
ただ今後は中東情勢などの影響でエネルギー価格の上昇が見込まれるほか、価格改定による来店客数への影響も限定的だとして、値上げの動きは続くと分析しています。(ANNニュース)