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ロッテ・荻野貴司「この辺でありそうかなというのを考えながら」途中出場から結果を残す裏に準備力

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ロッテ・荻野貴司「この辺でありそうかなというのを考えながら」途中出場から結果を残す裏に準備力(C)ベースボールキング

◆ 途中出場が5試合

 チーム最年長のロッテ・荻野貴司は今季ここまで7試合に出場しているが、先発出場が2試合、途中出場が5試合と、試合途中からの出場が多くなっている。

 10日の西武戦以来の出場となった19日の日本ハム戦も、3-1の7回の守備から途中出場。3-3の9回先頭のポランコがライト前安打で出塁し、続くソトが初球で遊併に打ち取られてしまったが、この日初打席となった荻野は、3ボール2ストライクから金村尚真が投じた7球目の148キロストレートを三遊間に弾き返す安打を放った。

 4月3日のソフトバンク戦では2-1の9回一死一、二塁の場面で、ポランコに代わってレフトのポジションに入った。イニング途中での出場という難しさはあったが、2-2の9回二死満塁からウォーカーがレフトへ痛烈に放ったあたりを何事もなかったかのようにキャッチ。

 イニング途中からの守備での出場に荻野は「緊張します」と振り返り、ベンチから出て照明の明るさなど違ったりもするが、そこも「練習でしっかり確かめながらやっていますね」とのことだ。

 この日は延長12回二死一、二塁の第2打席、又吉克樹が投じた初球のスライダーを捉え、左中間を破る決勝の2点適時二塁打。改めて荻野の存在感の高さを示す1日となった。


◆ 準備で心掛けていることとは

 荻野はプロ10年目の19年に初めて規定打席に到達し打率.315をマークし、21年には自身初となる全143試合に出場して、最多安打、盗塁王のタイトルを獲得。近年は怪我に泣くシーズンが続いているが、今でもチームに欠かせない戦力であることには変わりはない。

 今季は途中出場が多いが、準備で心掛けていることについて「その試合の状況を見ながら、この辺でありそうかなというのを考えながら裏で準備していますし、展開、展開で今日やったらどの辺でありそうかなというのを考えながら、裏でストレッチ、ウォーミングアップしています」と、出番を想定して準備していることが、4月3日のソフトバンク戦の好守備と決勝打などに繋がったと言える。

 スタメン出場、途中出場となっても「練習でやることは変わらないので、同じ準備をして臨んでいますね」と心理面での変化はない。

 では、今準備で意識していることはどんなことなのだろうかー―。「基本的には怪我をしない準備、試合の途中から動ける準備をしています」。

 準備という面では、4月6日のオリックス戦の試合前練習では、「何が起こるかわからないので、どこでもいけるようにはやっています」と、センターで打球捕している姿があった。

 「与えられたところでしっかり仕事ができるようにやっていきたいと思います」。荻野貴司はスタメンであっても、途中出場出場であっても、チームの勝利に貢献するために、今日もしっかりと準備していく。

取材・文=岩下雄太

 
   

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