「私も行くまでは“怖い”という印象を持っていましたが、危険だから行くことができないと思われる国に、行ってみたいと思うようになりました。(他の国と)多くの共通点もありました」(ゾーイさん)
彼女もまた、当局の描くwin-winの関係に身を投じている一人なのだろうか。しかし彼女が垣間見た「他の国との共通点」とはかけ離れた現実が存在する。脱北を試みる家族に密着したドキュメンタリー映画“ビヨンド・ユートピア脱北”が日本でも公開され話題となっているが、キムさんにとっての“日常”はむしろここに描かれているという。
映画で描かれた内容について「そのままリアル。基本的に山を越えて川を渡ってというのは(脱北する)誰もが経験することなので、お年寄りや子供たちが一番大変。若い人であれば自分の力で移動ができるんですけど、そこができないお年寄りとかだと大変なんです」と明かした。
一方で、中央日報によると、脱北者などの証言から、北朝鮮で出回っている韓国のドラマを見た少年に12年の重労働を科せられたり、なかには死刑宣告された少年もいると報じられている。
「北朝鮮平壌の本当の姿っていうか、都会的な部分ではなくて、本当の姿っていうのを撮りたかったんですけども、やっぱりそこは厳しかった。平壌は北朝鮮のショーケースってよく言われますけども、本当に見せたいものだけを見せている」(まろけさん)
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(『ABEMA的ニュースショー』より)