top_line

「エンタメウィーク」サービス終了のお知らせ

『水深ゼロメートルから』は“脳内会議”作品? 山下敦弘監督「感想を書いてくれたら」

Real Sound

 仲吉は「みくりちゃんがこの作品は“脳内会議”だとおっしゃっていたんです。いろいろな悩みを持った子たちが、自分なりの伝え方で頑張って葛藤して解消していくのですが、みんなの悩みに共感できる部分があって、確かに脳内会議のようだなと思います。5人のセリフは、心に刺さる、後押ししてくれるようなセリフばかりです。いろいろな機会に何度も見返していただけたらと思っております」とコメント。清田は「人それぞれいろいろな感想を持つかもしれないですが、自分の感想を持つことが映画のテーマの“自分らしさ”につながると思います。どんな感想でも抱いた気持ちを忘れずにいてもらい、そして、またいつか見返したときにどう思うのか考えて、いっぱい愛して欲しいと思います」と思いを語った。

 そして、花岡は「この映画を観る時、私は自分の中学生、高校生を思い出しながら観ましたが、今、高校生の方、これからなる方、昔の高校生時代を思い出して観る方、いろいろな視点から観た感想に興味があります。皆さんから観たこの映画がどんなものなのか教えていただけたら嬉しいと思います」と笑顔を見せ、三浦は「山下監督やスタッフの皆さん、キャストの皆さんが愛を込めて作ったこの作品がたくさんの人に届いてくれたら嬉しいなと思います」とメッセージを贈った。

 最後に山下監督が「自分の欲が入っていない映画を久々に作れた気がしています。主人公がいないというのも大きいと思いますが、とても清々しい映画です。小さい映画ですが、いろいろな人に届いて欲しいと思っています。感想を書きづらい映画かもしれないですが、感想を書いてくれたら嬉しいです」と呼びかけて、締めくくった。

(文=リアルサウンド編集部)

  • 1
  • 2
 
   

ランキング(テレビ)

ジャンル