長らく回復が遅れていた中国は約45万人と、2019年と比較するとまだ34.6%減ではあるものの、2位の台湾に追いつく勢いで回復しています。
<参照>日本政府観光局(JNTO):
<関連記事>訪日ラボ:
知っておきたい!インバウンドニュース
2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善
▲2024年3月国内景気、インバウンド消費や旅行・観光産業が好材料で3カ月ぶり改善【インバウンド情報まとめ 2024年4月】帝国データバンクの調査によると、インバウンド需要や観光産業の好調によって、3カ月ぶりに国内景気が改善したことが分かりました。
景気DIとしては前月比0.5ポイント増の44.4と上昇傾向にあり、減税や賃上げ、ボーナスの増加などによる個人消費が押し上げに貢献したと見られています。
業界別で見ると、インバウンド需要のほか、春休みや卒業など季節需要などを背景に、「旅館・ホテル」など個人消費関連の業種が上向きとなり、10業界中8業界が改善しました。
広告の後にも続きます
<参照>帝国データバンク:
2月の世界の航空需要、コロナ前から完全回復
▲2月の世界の航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】IATA(国際航空運送協会)によると、2024年2月の世界の航空需要(総RPK)が2019年の水準を5.7%上回り、コロナ前から完全回復を果たしたことが分かりました。
※RPK:有償旅客が搭乗して飛行した総距離=revenue passenger kilometers:有償旅客数×輸送距離
これは、すでに2019年の水準を回復していた国内線RPKに加え、国際線RPKが前年同月比26.3%増となったほか、コロナ禍以降初めて2019年同月比を上回ったためとしています。
2月の国際線の需要は全地域にわたって良好な結果で、輸送能力は前年比25.5%増加し、利用率は前年比0.5ポイント増の79.3%に改善しました。
<参照>IATA(国際航空運送協会):
オーバーツーリズム抑制の先駆モデルに20地域を選定 ニセコ・京都など
▲オーバーツーリズム抑制の先駆モデルに20地域を選定 ニセコ・京都など【インバウンド情報まとめ 2024年4月】観光庁は3月27日、オーバーツーリズムの未然防止・抑制によって持続可能な観光推進事業を包括的に支援する「先駆モデル地域型」に、北海道倶知安町のニセコエリアや京都府京都市、熊本県阿蘇市など20地域を選定したと発表しました。
「先駆モデル地域型」では自治体が中心となり、住民を含む関係者の協議に基づいて計画の策定や対策を行っていきます。
また、自治体や観光事業者が個別の課題に対応する具体策を講じる「一般型」では51件の団体・地域・企業が選ばれました。
<参照>観光庁:
訪日客のゴールデンルートを分析 市場別にルート複数、じゃらん
▲訪日客のゴールデンルートを分析 市場別にルート複数、じゃらん【インバウンド情報まとめ 2024年4月】観光に関する調査・研究を行う「じゃらんリサーチセンター」は、ブログウォッチャー社と共同でインバウンド地方分散に関する研究を実施しました。
本調査によると、インバウンド客の周遊ルートにおいて、有名観光地を巡るゴールデンルートは、訪日外国人客の国籍によって異なるルートが存在することが分かりました。
欧米豪は東京~大阪ルートに集中しているいっぽうで、台湾や韓国、タイなどアジア諸国は欧米豪に比べて地方に分散する傾向が強く見られます。
市場ごとの主要周遊ルートの把握を行うことがインバウンド市場獲得のカギとなり得そうです。
<参照>株式会社リクルート:
ーーーーーー
その他にも、レポートでは
- 4月のインバウンド旅行トレンド
- 知っておきたい!インバウンドニュース
- ここに注目!インバウンド関連データ
- 訪日ラボおすすめレポート
など、観光業界・インバウンドの動向をまとめています。
最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!
※
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!