僕らとヘッドスピード(HS)があまり変わらない女子プロたち。彼女たちはスコアに繋げるためのクラブセッティングに並々ならぬ時間を割いていた! 本日発売した2024年6月号の「月刊ゴルフダイジェスト」では、総勢43人の女子プロのセッティングを調査し、掲載している。「みんゴル」ではドライバースペックを一挙公開! ちなみに、本データは月刊GD6月号の締切である2024年4月9日時点のデータなので、アップデートされている場合がある。その点はご容赦願いたい。
女子プロの低ロフト化がさらに加速
女子ツアーで戦う43人の選手たちが使うドライバーをリサーチすると、中には8.5度を使う猛者がいるほど低ロフト化が加速していた。実際に8.5度を使用している菅沼菜々に話を聞いてみた。「私はスウィングの軌道がアッパー軌道なのでロフトが多いとスピンが増えてしまい飛距離ロスになってしまうんです。なので8.5度と立ったモデルを使っているんです」。
続けて菅沼はヘッドへのこだわりを話す。
「私の持ち球はフェードなのでつかまりすぎる組み合わせがゼッタイに嫌なんです。『ゼクシオ エックス』だと、地面にソールしたときにフェースがかぶってもいないし、開いてもいない。それなのに、打つと球がしっかりつかまってくれるので、このモデルがいいです。対して、シャフトは手元調子で、球が左に行きにくい。こういう組み合わせが好みです」。
ふむふむ、僕らも女子プロのセッティングから盗めることがありそうだ!
女子プロ43選手のドライバースペックを一挙紹介!
●2024年優勝者からご紹介!
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臼井 麗香
初優勝を決めた黄金セッティング
アクサレディス in Miyazaki優勝
ヘッド:キャロウェイ「PARADYM Ai SMOKE♦♦♦」
シャフト:三菱ケミカル「ディアマナ DF」
ロフト:10.5度
フレックス:5SR
長さ:45.25インチ
岩井 千怜
真っすぐ飛ぶドライバーで開幕V